見出し画像

授賞式のレットカーペットは俳優の花道だもの、どう演出するかは腕の見せ所だ

 わたしは、以前、「演出する女優ソン・イェジン」という記事をnoteにあげたけれども、なんとその後、元旦に「愛の不時着」カップルが現実にも交際中との報道があり、韓流ファンは悲喜こもごもの大騒ぎの1月になった。

 ヒョンビンは、23日に慶熙(キョンヒ)大学のソウルキャンパス平和の殿堂で開催された「2020 APAN STAR AWARDS」で栄誉の大賞に輝いた。
 ヒョンビンは「2021年のスタートをこれほど大きな賞と共にできてとても嬉しいし、この賞に対する報いとしても、今年一年をもっと素敵に飾りたいと思う」と感想を述べた。「今後ももっと一生懸命努力し、悩んで、今よりもっと良い姿をお見せできるよう努力していきたい」と付け加えた。 
 続いて「リ・ジョンヒョク(「愛の不時着」でのヒョンビンの役名)にとって最高のパートナーであるユン・セリ(「愛の不時着」でのソン・イェジンの役名)、イェジンさんにありがとうと言いたい。イェジンさんが作り上げたユン・セリというキャラクターによって、リ・ジョンヒョクがより輝くことができたと思う」とし、最近恋人へと発展したソン・イェジンに感謝の言葉を残した。

 交際報道後、2人そろって授賞式に参加するのではと期待をもたせるような宣伝もあったが、結局、ソン・イェジンはビデオ・メッセージだけで、ツーショットは見られず。ファンは詐欺だと騒ぐかと思いきや、ヒョンビンのスピーチにすっかり感激し、翌日のインスタはヒョンビン祭りであった。

 スピーチをするヒョンビンの惚れ惚れするようなカッコよさは、あちこちの動画にあげられているのであえて説明はしない。
 かつて、成田空港の通路なのに、まるで劇場の花道のように、颯爽と登場した韓流スターがいた。自分を待っているファンのために、最高の装いで登場するという演出どおりに。授賞式のレットカーペットは、無観客でも、花道に違いないのだから、そこでキメてこそ、スターというものだと思う。
 そして、今回は、「椿の花咲く頃」の後塵を拝することもなく、見事、大賞だった。熱愛報道なんのその、しばらくは、彼は、韓流スターのトップをきって走ることとなるだろう。

 それにしても、この授賞式で、ツーショットは見せないが、しっかり恋人の存在はアピールし、そのうえでなおかつ、女性ファンの胸キュンまで狙ってくるという構図は、いったい、誰が演出したのだろうか。

 ソン・イェジンも、受賞しているので、授賞式に出ようと思えば出れたのに、宣伝のPR動画には出ていたのに、あえて出なかった。
 ヒョンビンが単独で出たならば、彼にスポットがすべて当たり、より一層彼のカッコよさも引き立てることができるとまで読んでいたなら、たぶん、この先も韓流ファンの期待を裏切るようなことはないだろうと思う。



いいなと思ったら応援しよう!

松幸 けい
最期まで読んでくださってありがとうございます。誰かに読んでもらえるなんて、それだけで嬉しいです。もし、気に入っていただけたら、スキしていただければもちろんもっと嬉しいです。よろしくお願いします。