まさにダークホースアニメ「MARS RED」

どうも翔太郎です。

「時間がかかりそうだから後にしようかな」と悩みましたが、コレは書かねばならぬと思い至った作品です。

結果として時間はかかりましたが、それほどもっと広まってほしいという思いがあります。


今期のアニメは特に、面白いのに埋もれてしまいそうな作品が結構あるように感じます。

その中のひとつ、それが「MARS RED」です。


元は音楽朗読劇で、それをアニメ化したものがこの作品です。

大正時代、ヴァンパイアで軍隊を結成するためにヴァンパイア絡みの事件に当たる、陸軍の零機関が存在した。そこに所属する人間の前田義信(CV.諏訪部順一さん)と部下のヴァンパイアたちが、有名な舞台劇をオマージュしたストーリーが展開されていきます。

「イケメン多めの女性向けっぽい作品だなぁ」と、敬遠した方は勿体ないという他ありません。

1話を見たときから舞台劇・朗読劇特有の雰囲気が、声優さんの演技はもちろん作品全体から感じられました。

アニメを見ているのに舞台を見ている感覚、この不思議な感覚を味わってもらいたいので、私が4話まで見た中で好きなエピソードを紹介します!



第1話「陽のあたる場所」

大正十二年・初夏の太陽眩しい東京駅に降り立つ前田義信を迎えにきたのは第十六特務隊の森山だった。森山は中島中将の命令で前田を月島の施設へと誘った。前田がそこで見たものは、女王サロメの台詞を高らかに放つヴァンパイアの姿だった。 ヴァンパイアは帝劇の舞台女優の岬であり、彼女をこのようにしたヴァンパイアが何者なのかを前田は追い始める。だが捜査の中、前田の耳に岬が月島から脱走したと連絡が入って⸺。(公式サイトから引用)

この1話では森山と前田の会話で、(前田には)顔も知らない許嫁がいるというシーンがあります。

ここが重要なので、覚えておいて見ていただけると1話でハマって続きが見たくなると思います!

ちなみに僕個人としては、第3話「夢枕」が激推しです。


最後に、本当にアニメーション作品としてはかなり珍しい雰囲気になっているので、なかなかネタバレなしで面白さの取っ掛かりを見つけるのは難しいと思います。

キービジュアルも暗めの女性向け作品っぽく感じられるので、「見なくていいかな」と機会を逃してしまうのも致し方ないところではあります。

ただ、1話完結としても面白いですし、舞台や朗読劇を観るのが好きな人には絶対に刺さるにおいを持っているので、ぜひ1話を見てください!



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