『旅』で得たもの、そこから気づいたこれからの私の求める『旅』のカタチ
この数日、生粋の旅友達と久しぶりに国内旅行に出た。
目的地は、私の友達が移住した江津市。
ついでに、近くの大田市の温泉津温泉。
江津市の有福温泉で開催された音楽フェス、有福音楽祭に参加した。
コンパクトな温泉地に多くの人が集まり、音を楽しむ人、食を楽しむ人、サウナや温泉を楽しむ人たちで溢れていた。
個人的には初めて見た石見神楽に感動…
胸が躍った。心がときめいた。
また絶対見たい。
とともに、直近古事記を読んでいたから
感動が増したのかなと思った。
学びをもっと深めたい。
そんな旅中、色々なことを話す中で学んだことや感じたことなどを忘れないようにまとめておく。
生粋の旅人と話した、旅をして得るものについて
自分の人生にとって、本当に大切なものやことに気付く
必要最低限の荷物で旅をする旅人にとって、何をもっていくかを決める基準は人それぞれ。食が大事な人は、味の素や日本の調味料が欠かせない、とか、本が好きな人は旅中にいつでも読める電子書籍が欠かせない!とか。その基準によって、その人にとって一番大切なものが分かるものだ。
日常生活の中で、当たり前に使うことができるからこそ、気づかないようなことを、旅に出ると気づくことができる。不便は、自分にとって本当に大切なものやことを教えてくれる。
一生モノの友達
単純に好きなものが一緒なもの同士でもあり、その上で過酷な経験を乗り越えた同士たちは、切っても切れないような強い絆で結ばれるのかもしれない。私の場合は、短い旅の中で一生ものの友達に出会えたかと言われると、イエスとは言えない。だけど、一緒に行った友達が、私にとって改めて一生ものの友達に変わったなと強く思う。
何にも代えがたい経験
旅は、健康で、ある程度のお金があるからこそできる、貴重な『経験』。旅で経験したことは、どれだけお金を出しても他の誰にも奪うことができない貴重な宝だと思う。自分で経験したからこそ、人に熱をもって語ることができる。そこでのハプニングなども、後から考えるとその人にしかできなかった貴重な思い出。旅でする『経験』は、新しい価値観や見方を教えてくれる。だからこそ、私はお金を出して、経験を買いたいと思う。健康なうちに。足がしっかり動くうちに。
人は皆、何かしらの『旅人』?
世界を回るような壮大な旅をする人も
国内を一周するような旅をする人も
はたまた、人生という一生をかけた旅をする人も
みんなみんな、何かしらの『旅人』
(あれ、なんかの歌詞で出てきた?(笑)
『旅』に求めるものは、人それぞれかもしれないけど
『自分探し』をする旅人がいるように
個々の変容を求める旅をする人も多くいる。
私は、ある意味、島根に転勤したあの日から
新しい『旅』が始まった。
住む場所、働く場所が変わったことがひとつの転機だった。
住んでいたころには、まじまじと感じることができなかった
島根の魅力を、広島に戻って感じることができたのは
自分自身が変容するような感覚を島根で覚えたからだと思う。
だからこそ、
ただの娯楽ではない、『旅』のカタチが、
”島根”という場所の魅力を最大限発揮させてくれるんじゃないかと思った。
まとめ
旅をして得るものや、気づきをまとめてみて、色々な旅人と話して思ったこと。
私は、新しいツーリズムの可能性を追求したい。
娯楽ではなく、人生が変わる転機となるような『旅』のカタチを。
観光地でも、なんでもない場所でも、
どうしようもなく不便でしょうがないような場所でも、
誰かの転機になるような『旅』の舞台になりうると思う。
きっと誰かの”再生”の場所になる。
大好きな場所、島根は
そのポテンシャルを大いに持っていると思う。
色々な気づきのある旅だった。
しっかり稼いで、旅をして
そこからまた学びを得て、働く活力にしよう!