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「がんばっていきまっしょい」から三津の花火大会の話。

前回の記事

前回は「がんばっていきまっしょい」コミカライズ版の感想回だった。あれが多分みんなが求める感想文だったと思う。自分の映画の感想の役立たなさが際立ってしまった。

紹介し忘れていたのだが、作者のXがこちら。最近のポストで、通称闇のボート部映画と呼ばれる「ノーヴィス」に興味を持ってしまった。(光のボート部と闇のボート部の元ネタ?はこちら。)コミカライズ版では、悦ネエが責任感からくる自責で闇落ちする・・・・かもしれない。

それはさておき今回の記事は、「三津の花火大会」についてである。と言ってもそんなに語ることは無いのだが、来年この時期を狙おうという方がちらほらいたので、出せる情報を少し出そうと思った。

劇中と実際の三津の花火の違い

劇中で登場した三津の花火大会だが、実際の花火大会と異なるところがいくつかある。
まずは開催時期。劇中では学校が始まっていたので8月後半から、9月の間だと思われる。今年の実績で行けば8月3日に開催された。

この日に三津を訪れようとする方は注意して欲しいのが、交通規制だ。この日の夕方から深夜まで、三津近辺は車両での移動ができなくなる。運よく規制区域周辺に滑り込めたとしても、渋滞に巻き込まれて花火大会どころではない。
近年、観覧者が文字通り「爆増」している。松山市の発表によると今年は30万人の観覧者。松山市の人口が40万人後半であることを考えると明らかに異常である。三津に住む人間は家から出ることも困難となる。最寄りの宿泊施設は数か月前から予約しておかないと取ることができない。
劇中のような、「悦ネエは見た!」的な場所など存在するわけもなく、神社周辺は徒歩移動すら困難なレベルの込み具合である。

会場と打ち上げ方向はおおむね劇中と同じである。が、悦ネエたちが寄りかかっていた緑のフェンス内は有料席である。外から見てるのなんかリアル。

どうやって見に行けばいいの?

人込みや行列に根性で耐えられる前提でお話する。
①劇中の通り、伊予鉄三津駅で降りて、徒歩で会場入りする方法。
というか基本的にこれしかない。帰りは間違いなく深夜になるが、三津周辺にこだわらなければ宿はとれる可能性がある。街中に宿を設定し、徒歩や電車で移動する方法が一番メジャーだろう。

②三津に知り合いを作り、その人の家で待機する方法。
三津に住む人の家に昼過ぎくらいから待機して、夕方に出発。会場で花火を見終われば、またその人の家で待機もしくは宿泊して混雑をやり過ごす方法だ。学生時代はこの方法を使用した。いい人見つかるといいね。

③船を借りて沖から見る方法
聖地巡礼とはならないが、これも港町三津でたまに用いられる方法だ。運よく乗れても船酔いのリスクがある。あと人脈が必要。

昔はもっとゆったりとした祭りだった。

ここまで巨大化したのはやはり近年の花火大会の減少と、コロナ禍以降の影響だろう。
15年ほど前も確かに混んではいたが、打ち上げ前後以外は、すれ違って十分歩けるくらいだった。港山の観月山公園や梅津寺などは割と人の少ない穴場だったが、ここ数年はそういったところも共有され、穴場ではなくなった。

夕方にふらっと行って、お小遣い片手にポテトと唐揚げ、ジュースを買って友達と合流。市場の前の道に座って花火を眺めたら、のんびり家に帰る。
そんなイメージの三津の花火大会はもう戻ってこないだろう。
地元が盛り上がるのはいいことなのだが、ちょっと、もう少しどうにか・・・(道端に残された大量のごみを見つめながら)

今回はここまで

実際言えることは「混んでる」という事だけである。ただ、このイベントを絡めて聖地巡礼できるのは年に1回だけである。勇気あるしょい民は挑戦してほしい。


いつも読んでくれる方への感謝とお願い

「今日は絶対記事書かねぇ!」と思っていましたが、夕方になるとある程度反応があるので、「書かないの申し訳ないなぁ」となり、結局夜遅くに、PCに向かっています。読んでいただけることが、モチベーションになっています。日ごろからの「がんばっていきまっしょい」の情報拡散活動へのご協力を含めて、改めて感謝申し上げます。

私の手元に記事の感想が届きにくいので、「この記事需要あるの?」となることもあります。なので読んだら「いいね」を押していただき、広めたいと思えば「RT」をしていただければ助かります。何もなければ何も無しで大丈夫です。それを持って感想の把握としたいと思っています。コメント、質問などもお待ちしております!
過去の記事も含めてよろしくお願いします。

「がんばっていきまっしょい」は興行的には苦しんでいますが、私設の各賞にノミネートされていたので驚きました。見た人には分かる、ではないですが、様々な感想が広がった結果だと思います。これからも拡散活動していきます。

お疲れ様でした。


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