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感謝脳への道
私が樺沢先生の「THANK FULN ESS 感謝脳」と言う本に出会えたことに感謝します。また、この本の感想を書く機会を与えてくれたことに感謝します。
まず、私がこの本読む前に疑問に感じたことは、感謝によって人生を大きく変えられると言うことです。
私は最初、感謝は人から何かをしてもらった時に返すのが礼儀であるものと思っていました。
実際に、私は何かしてもらった時に反射的に「ありがとう」と返します。しかし、それは感謝脳へのステップの第一歩にすぎません。
私には、何でもポジティブに物事を捉え、目標に突き進んでいる友人がいます。その友人は、よく私のこと助けてくれたり、私が彼にとって良い行いをした時に些細なことでも私に「ありがとう」と返してくれました。
また、彼はクラスメイトや先生からも親しまれており友達が多いように見えます。私はなぜ彼が常にポジティブ思考でいろいろな人から親しまれているのか不思議でした。
そこで私は、彼を動かしているのが人に感謝をしていることであると気づきました。
私は感謝脳へのステップの中に「親切への感謝」「日常への感謝」「逆境への感謝」の3つのステップがあることを学びました。
まず私にとって「親切への感謝」は
小さい時からずっと教わってきているため、日常の1つであると言えます。
しかし、冷静になって思い返してみれば、恥ずかしくて素直に「ありがとう」と感謝を伝えることが出来なかったり、声が小さく相手に伝わらなかったという経験がしばしばあります。
当たり前のことができて当然であると錯覚してしまい、感謝しているつもりになってしまう自分がいたのでまずは、相手に伝わる感謝をしていこうと思いました。
次に「日常への感謝」についてです。
この本の最初に「古修験道の生まれ変わりの儀礼」で大きく取り上げられてました。
当たり前のことが出来なくなることで今まで当たり前にできていたことに感謝できるようになると書かれていました。
私は当たり前の日常に感謝することが
どういうことか知らず、実際に当たり前の日常が失って始めて気付かされると思います。
しかし、この本を読み進めるにつれて当たり前のことを感謝日記に書くことが重要であると知りました。
感謝日記を書くことは、当たり前の日常を知ることができ感謝することができるようになります。
そして必然的に感謝をする回数が増えるため、これから毎日書いていきたいと思いました。
最後に3つ目の「逆境への感謝」についてです。始めてその感謝を知った時は、正直私には理解し難いものでした。
自分自身にとって不利益が生じた時にその状況を真摯に受け止め肯定するのは至難の業です。
私は逆境の状況に置かれた時、感情的になってしまい、仮に感情を抑え状況を受け入れることができたとしても、その状況を肯定する考えは浮かびません。
一見すると不可能に思われるがやり遂げた人がいる以上、私もできるようになる可能性を秘めていると思いました。
感謝をすることは、自分自身はもちろん周りにも大きな影響を及ぼすことをこの本から学びました。
おもに「心の健康」「体の健康」「仕事の向上」「会社の改善」の4つが取り上げられていました。
私は特に「心の健康」のなかにレジリエンスが高まる効果があることに興味を持ちました。
私は以前、樺沢先生の「19歳までに手に入れる7つの武器」という本を読んだことがあります。
私はレジリエンスが低いと自覚しており、ちょっとした出来事でも引きずってしまいます。
先生の本を読んだ後では、何かショックな出来事が起こった際にレジリエンスが高められたと自分で肯定できるようになりました。
今回の感謝脳でもレジリエンスを高められることができると知れたので使わない手はないと思いました。
私は感謝脳へのステップとして、人に感謝し当たり前の日常にも感謝し森羅万象にも感謝できるような人間を目指します。