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【季節のテーマ・夏】みんなで盛り上がろう「バーベキュー」

夏の定番となるイベントといえば、バーベキュー!!
海や川に出向き、普段ではあまり食べないような厚切りのお肉に新鮮なお野菜を串焼きにすれば、さらにテンションも上がります。
暑い夏の日にみんなでワイワイと食べるバーベキューは格別ですよね。
今回は、そんなバーベキューの起源などをご紹介しましょう。

●バーベキューの歴史

そもそも、バーベキューの語源というのは、カリブ海に位置する西インド諸島から始まります。そこの先住民・タイノ族の調理方法は木の枠や穴を掘ってそこに肉を蒸し焼きや、丸焼きにしたそうですよ。
それを見たスペイン人がこの調理法は画期的だとして、真似をし、やがて各地に広がることになります。
「丸焼き用の木枠」の意味を持つハイチ語から、スペイン語で肉の「丸焼き」の「barbacoa(バルバコア)」となり、それが英語圏で「barbecue(バーベキュー)」、最終的にBBQと呼ばれるようになりました。

●バーベキューとは


今では、牛肉がメインとなっていますが、元は豚肉が主流だったといいます。
時代と共に、寄生虫の気になる豚肉から次第に牛肉へとシフトしていきました。

その他、似た料理としてすぐ焼いて食べる焼肉とは異なり、バーベキューは炭や薪などでじっくりと時間をかけ、蒸し焼きにして調理します。
本場アメリカが誇る調理の仕方は、前日からの仕込みを始め、なんと15〜17時間もかけて仕上げるのだそうです!!
焼けたものをお皿にきれいに盛り付けしてみんなで食べる!!
これが本来のバーベキューとされています。

私が知っているバーベキューは、アバウトでダイナミックなイメージが強かったので、時間をかけてじっくり焼く、だいぶ繊細な料理だと感じました。

また、お肉などを焼く専用の料理人のことを、かまどの意味を持つ「ピットマスター」と呼び、最後の盛り付けまで担っているのです。
この盛り付けがとても重要だそうですよ!!

●バーベキューテクニック

バーベキューは、ただお肉を焼くだけだと思っているそこのあなた!!
実は、さまざまなテクニックや調理法が存在しているのです。

直火焼き
皆さんがよく知っている、お肉などの食材をそのまま網などの上に置き、直接加熱する方法です。一番な簡単なやり方で、初心者にもすぐにできるのでおすすめですが、焼きすぎてしまうと、お肉が固くなることがあるので注意が必要!!
見極めが大事になります。

燻製
少し、高度な方法となります。チップといわれる木材に火つけ、でた煙で食材を燻す調理法です。食材にもよりますが、1〜2時間ほど煙をあびせれば完成となります。
燻すことで、食材の水分が抜け、旨味が凝縮。
また、独特のチップの風味を楽しむこともできますよ。

ロースト
アメリカのバーベキューでよく見られる調理法です。直にではなく熱した空気で間接的に加熱します。時間はかかりますが、じっくりと火を入れるので柔らかくそしてとてもジューシーな仕上りになるそうですよ。

遠火焼き
どちらかというとお肉ではなく川魚などに使用する方法です。日本では、炉端焼きや囲炉裏焼きがこれにあたります。じっくりと焼くことで、お魚がふっくらと仕上がるので、おすすめですよ。

●おわりに

いかがでしたか?今回はバーベキューについて、ご紹介しました。
ここであげた以外にも、ダッチオーブンやアルミホイルで焼く方法など、たくさんのものがあります。
また、野菜などをアルミホイルで包み、炭に直に入れて蒸し焼きにしても、とっても美味しいですよ。じゃがいも、さつまいもなどがこの調理法に適しています。
美味しく調理して暑い夏を吹き飛ばしてみませんか?
子供の思い出作りにもぜひおすすめですよ!!


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