産直サイトで見つけた、新しい販路と売上アップのチャンス
こんにちは!
北海道の農産物や水産物、乳製品が大好きな北海道民のマツモトです。
私は、道北や道東の野菜、乳製品、水産物やその加工品を道内外に広めるお手伝いをしています。一次産業が大好きで、畑や牧場で働くこともあります。
ちなみに、北海道の道東は今日は15度で、本州の36度と比べると半分以下です。この気温のおかげで酪農業は好調ですが、畑作農家では作物の成長が遅れ、今年の売上は少し厳しそうです。
涼しい気候は牛にとって快適で、乳房炎などの病気を防ぎ、乳量の減少も抑えられます。しかし、野菜の成長にはもう少し温かい気候が必要で、今年の収穫量に影響が出そうです。
産直サイトの導入
産直サイトを導入する前は、多くの農家さんが農協+独自のルートで直接お客様に販売していました。
例えば、電話やFAXを使って注文を受けたり、地域の市場や直売所で販売することが一般的でした。
この方法でも十分に成果を上げている農家さんも多かったのですが、産直サイトを導入することで、新しいお客様と繋がるチャンスが広がりました。
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新しいお客様との繋がり
産直サイトに出店したことで、特に道内外のホテルや旅館、飲食店、販売代理店、そして加工品の製造工場から多くのお問い合わせをいただくようになりました。
これまで繋がりがなかった新しいお客様と取引を開始することで、ビジネスの幅が広がりました。
例えば、有名ホテルやレストランからの注文が増え、これまで以上に大量の野菜や乳製品、水産物を提供できるようになりました。
道外の販売代理店からも定期的な注文が入り、事前に予約をいただくことも増えました。これにより、安定した収入を確保することができ、農家にとっても大きなメリットとなっています。
料理人との連携
さらに、道外の飲食店では有名なパティシエからの問い合わせや、シェフが私たちの畑を訪れ、実際に野菜を見に来ることも増えてきました。
彼らは畑の環境や栽培方法に興味を持ち、自分たちの料理に使用する食材を厳選しています。これにより、農産物の品質が認められ、信頼関係が築かれています。
こうしたシェフたちが畑を訪れることで、地域の魅力も広く伝わるようになりました。レストランのメニューには「北海道の〇〇産」と産地を明記してくれるお店も増え、その地域特有の農産物が注目されるようになりました。
これは地域のブランド力向上にもつながり、観光客の増加にも貢献しています。
地域のブランド力向上
北海道の地名を知らない道外の方々にとって、「北海道産」というだけでも魅力的ですが、「〇〇産」と具体的な地名が記載されることで、さらに特別感が増します。
これにより、知る人ぞ知るエリアからこだわりの野菜を仕入れているという印象を、お客様に持ってもらえます。実際に、これが販売促進につながっているケースも多く見られます。
個人のお客様との新しい出会い
産直サイトを通じて、企業だけでなく、個人のお客様も増えました。
特に、食にこだわりを持ち、野菜が好きで国産と農家を応援したいという気持ちがあるお客様との出会いが増えています。
こうしたお客様は、前向きな気持ちの方が多く、こちらの状況も理解してくださるため、売買のやり取りもスムーズに行えることが多いです。
これにより、より良い顧客関係を築くことができ、長期的な信頼関係に繋がっています。
まとめ
産直サイトを導入することで、新しいお客様との繋がりが増え、地域の農産物の販売ルートが大きく広がりました。
産直サイトを通じて野菜を購入した方から、その後農園のWebサイトやお電話で問い合わせをいただき、直接取引に繋がるケースも多く見られます。
産直サイトは、新しいご縁を結ぶための一つの手段です。これまで出会えなかったお客様や、自分たちの農産物を高く評価してくれる方々と出会うことができます。
何かご不明な点やお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。皆さんと一緒に、北海道のおいしさを全国に届けるお手伝いをさせていただければと思います!