ヴァイラックスワンショットでcsチャレンジした話(失敗)
1ヶ月ぶりです。マッチゃ35です。今回は8/24のcsで使用したシータヴァイラックスの話です。今回はかなりお遊び回なのでまじめデッキを期待して記事を開いてくださった方は申し訳ないですがブラウザバック推奨です。
1,深夜テンション
このデッキの構想はある1枚のカードとの出会いから始まりました。
そのカードがこちら
「怒爵電融 バロンブリック」です。
…誰?となった方も多いでしょう。おそらくその反応が正常だと思います。ご安心下さい。
このカードを初めて見た時、僕に電流が走ります。
優勝だあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
お察し下さい。この不審者は深夜3時にデュエル・マスターズをしています。
???「深夜3時にできたデッキは朝起きたらデッキじゃないことがある。」
冷静に考えてこのコンボの要求えげつないんですよね。
1枚はマナにあるだけで良くてかつ最悪場に既にいる生き物でも代用はできるので仮に0.5枚分の要求値だとしても、その他に4枚ものカードを手札に抱えている必要があるデッキなんてどんな豪運を持ったプレイヤーなら回せるのでしょうか。
そんなこんなで某有名デュエチューバーさん2組のこのコンボの紹介動画を参考に自分なりに形にしようと頑張ってはみましたが結局出来上がったのは深夜3時のデッキから何一つ進歩していない「それアポロでよくね」デッキでした。
2,突然な超絶強化
JO退化やサガループなど数々のトンデモコンボデッキが環境に台頭しては温泉へと消えて行きを繰り返しながら月日は流れ、きたる2023年8月5日、とんでもないカードが世に解き放たれます。
それがこちら。
「真槍電融 ソウル・ヴァイラックス」です。このカード本当にこのデッキのために作られたんじゃないかって思うくらい能力が噛み合いまくってるんですよ。
まずはじめに1番最初の、味方1体をバウンスしながら出すことでコストを軽減できる効果。
これなぜか偶然たまたま奇跡的にバウンスした生き物がササゲール持ってたら同時に使えるらしいんですよ。
……本当になぜ?
これによりサーチ能力や強力なcipを持ったクリーチャーが勝手に手札に戻ってくるため使い回せるようになり、コンボの安定性が向上。またバロンブリックと違いササゲール持ちじゃなくても軽減が入るため早出ししやすくなっています。
次になぜかこいつ単体でsa、3打点、高パワーを持っているためコンボの理想型が組めずともいろいろな角度からリーサルを組むことが出きるようになりました。
例えば、
①2マナ余らせて横に殴れるクリーチャー1体でもいればこいつとカダブランプーのキリフダッシュでリーサル。
②横に殴れる生き物がいる状態でこいつにグリードソレノイドをアタックチャンスすれば自身のパワーが高いお陰でぴったり5点割れるのでリーサル。
③盤面にこいつ単体でもマナにカダブランプーとsa持ちがいればエターナルプレミアムズ×2でリーサル。
他にもたくさんリーサルの組み方はありますが全部話してたらキリがないのでここらへんでやめときます。言いたかったことは要するにこいつのお陰でサブプランをたくさんゲットし意味がわからないほどデッキが器用になったということです。
そして最後にこいつの1番の強みとして、こいつのお陰でデッキスロットの圧縮に成功したということがあります。
前段でも話しましたがこいつ素のパワーが高いのでグリードソレノイド1発で5点割れるんですよ。
……ん?
そもそもソウルヴァイラックスがアウトレイジを持っていないという問題点があったのもありますが、そもそもグリードソレノイド1枚で大抵のデッキのシールドは全て一撃で割れてしまうパワーのためコンボへの必要性すらなくなってしまいました。
合掌。
この手撃ちが弱すぎる呪文が抜けて4枠も確保出来たためサーチの5枚目以降やカダブランプーなどコンボに必要不可欠ではないがあったら強いカード達を組み込む余裕が出来ました。
そして完成したリストがこちらです。
3,運命の選択
戦績などを書いていく前に採用カード達を軽く解説しつつ採用理由を語っていきます。
・飛ベル津バサ「曲通風」×4
メクレイドや5cやアナカラー系のデドダムをメタっています。手札に余裕があれば出しておく2コス打点件コンボまでの時間稼ぎ要員です。
・無頼 ブロンズ-1×4
・Disノメノン×4
・オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」×3
初動枠です。オブラティ・ホーネットの枠は豊潤フォージュンや桜風妖精ステップルなども採用候補です。
・電磁 アクアン-2×4
・ストリーミング・Re:チューター×3
サーチカード達です。色が強いこと、ササゲール持ちの生き物であることからアクアン-2を優先的に採用しています。
・カダブランプー×4
自由枠です。cs直前までこの枠をアポロも受けることができるクロックにするかずっと悩んでいましたが環境が混沌としすぎていて途中で環境読みを諦めたのでデッキパワーを上げる方針でこちらを選択しました。
・単騎連射 マグナム×1
・呪紋のカルマ インカ×1
余分に引き込めたエターナルプレミアムズで踏み倒して強いカード達です。他にはコンボの手助けをする「打振の星 ブリタネッコ」も採用候補です。
・残り3種、各4枚。
コンボパーツなので説明省略。
4,戦いの時
そんな感じでいつも通りおもちゃデッキで遊んでいた8/24、リア友にcsに誘われ気まぐれでこのデッキでcsに挑戦することにしました。
1回戦
じゃんけんに負けてしまったため後手スタート。緊張感が走る相手のプレイ待ち。相手が初手マナに埋めたカードは…
???「cs直前までこの枠をアポロも受けることができるクロックにするかずっと悩んでいましたが環境が混沌としすぎていて途中で環境読みを諦めたのでデッキパワーを上げる方針でこちらを選択しました。」
0-1
2回戦
対赤白サムライ。お互いに事故ってしまい泥沼から抜け出せないところで相手が勇気の2点刻み。こちらのマナは次マナチャージすれば6。コンボパーツはそろっていたのに盤面に生き物がいないためソウルヴァイラックスが着地しない状態。
…ではなかった。ブロンズ-1をトップで引けてさらにもう1枚下が単色ならブロンズ-1召喚→効果で1アンタップマナをブーストして4マナ。→ブロンズ-1のササゲールとソウルヴァイラックス自身の軽減効果を同時発動すればぴったり4マナでソウルヴァイラックスを召喚しワンショットできる。
多色は既にたくさん見えている…。反対にブロンズ-1はまだ1枚も見えていない。
確率は現実的である。
人生賭けた魂のトップドロー!
0-2
3回戦
対青魔導具。こちらがソウルヴァイラックスを一生引けなかったためアクアン-2とストリーミング・Re:チューターでなんとかリソースを確保し続け、ターンが帰ってしまったらワンショットするかもよ?と圧をかけ続けた相手の5ターン目。新世壊の効果を発動し山札を掘るも相手の顔色があまり良くない。
…相手は神の試練が見つからないようだ。
相手はエクストラターンを待たずゼニスザークで盾を殴り始める。
相手の盤面の攻撃可能な生き物はあとガルラガンのみ。
こちらの盾は5枚。
相手の山札の枚数的に次のトップで神の試練か残り1枚のブラッドゥ引く以外に追加の打点を展開する方法はなく、この攻撃が受けきられてしまったら相手視点負け濃厚。
…ワンチャンある。
ガルラガンは呪文のGストでは選ばれないためこの3点ではクリーチャーのGストを踏ませなければならないが、逆に踏ませられたならまだこのゲームの勝敗は分からない。
盾チェック…。
0-3
5,真槍電融 ソウル・ヴァイラックス
初cs使用で全敗とかいうとんでもない記録を叩き出したデッキ紹介でした。間違いなく環境には2歩も3歩も及ばないことを証明されてはしまいましたがファンデッキとしてかなりおもしろくかつ安いデッキに仕上げることが出来たのでフリー対戦用のデッキを考えている方や禁王創来を買ってソウルヴァイラックスが余っている方などがいらっしゃいましたら作ってみてはいかがでしょうか。最後にはなりますが、
「それアポロでいいじゃん」
おわり。
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