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ピーカンナッツの日傘
2024年は4月から気温が高く、長期予報でも7月は猛烈な暑さになることが予想されています。
ピーカンナッツの新芽は直射日光に弱いため、日傘が有効です。
葉先が焼けたピーカンナッツ
4月に最高気温28℃になると、新芽の葉先が焼けます。
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葉が少ないと根から新芽までの給水が間に合わず、直射日光で新芽が枯れてしまいます。
日傘をしていなかった小さな株は全ての葉が枯れてしまいました。
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葉先の焼けない株もある
ところが、3月から順調に展葉した株では新芽が焼けることなく展葉していました。
おそらく、葉の量で高温の耐性が異なり、葉が多いほど新芽が焼けにくくなるようです。
葉が多いと蒸散が活発になるため、新芽まで根から給水できるのだと思います。
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日傘をさしたピーカンナッツ
5月上旬に葉先が萎れていた葉の少ない株に日傘をさしました。
日傘は育苗トレーと園芸支柱でを作製したものです。
ピーカンナッツの南側に設置しました。
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2週間後に新芽を確認しました。
すると、枯れることなく順調に新芽が伸びていました!
やはり直射日光がよくないようです。
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育苗トレーは完全に日陰にならず、風で飛ばされにくいので日傘に適しています。
今後、ズレ落ちないように改良が必要です。