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作品・経歴・お仕事のご依頼について
これまでの簡単な経歴と、作品集をまとめました。
プロフィール
1986年生まれ。素粒子物理学を学ぶ。
大学卒業後、島根県の離島、海士町に移住。その後、2011年3月11日に東日本大震災が発生し、地元が被災したことをきっかけに、社会起業家として、NPOを創業。被災地の人材支援、コミュニティ支援を行った。その後、コンサルティングファーム、戦略デザインファームで新規事業立案業務に従事し、事業開発などの業務を行う。
芸術教育は一切受けてこなかったが、詩を書き始めたことをきっかけに、2018年よりアーティストとして活動を開始。触れる詩、食べる詩、刻む詩など参加型の詩の新しい表現に挑戦する。「地球、この孤独な生命展」は、日本の複数箇所とカンボジアで実施し、言語を超えた詩の表現に挑戦した。その後、時間をテーマにした、鼓動のリズムで時を刻む、コドウ時計などの作品を制作。現在は、人間の鼓動を光として可視化する、<kodou>プロジェクトを推進している。
共通するテーマは、「生命への畏怖」。常に、鑑賞者が作品の一部となる作品を手がける。
2018年 / 芸術家生活 1年目
詩を書き始めた1年目。
詩「言葉へ。」
一年書き続けた詩をまとめました。
詩集「蒼き者たちへ。」
詩の新しい表現に挑戦しました。
インスタレーション作品
「地球、この孤独な生命展 by IZUMO」
普段歩いていても気に留めない、そこにある景色。そこに、実は詩が浮かんでいるかもしれない。あとは、あなたが詩を受け取って表現してあげるだけ。
"言の葉" と書いて "言葉"。
「地球、この孤独な生命展」では、参加した人全員が、"葉"にある言葉を、感じ、受け取り、表現する。そんな、参加した人全員が詩人として作品の一部になるインスタレーション展示を行いました。
2019年 / 芸術家生活 2年目
時間は一つでないのかもしれない。
そんな直感から生まれた作品です。
コドウ時計 by KOKUIKKOKU
コドウ時計は、「あなただけの時間」を刻みます。
1時間1分1秒という絶対的な時間ではなく、ひとりひとりの異なる時間を表現するために、鼓動と連動して振動する作品です。
コドウ時計製作時の、
時間に関する施策をまとめました。
思索 「時間学」。
4種類の時:
自然の時、時計の時、社会の時、身体の時
1) 時間のない世界
2) 時間が多様に存在する世界
3) 時間がひとつしかない世界
4) 自分の時を起点にした、時間の捉え直し
ホタルの同時明滅現象を知り、人間が光だったならどんなリズムで光るのだろう、という問いから生まれた作品。
体験型インスタレーション作品
「we are alive」
「いのちが光であったなら。」がコンセプト。
地球に見立てた球体のオブジェに、20人のそれぞれの心臓の鼓動と連動して光り輝く糸を接続し、<いのち>の球を生み出した。 個の <いのち> の総和が融和して1つの生命体となる作品。
人間の鼓動を光にする “we are alive” が生まれた後わふと思い浮かんだ未来の物語を小説形式で執筆。
物語「vision story of kodou」
"kodou" という、人間、動物、植物、大地、風、ありとあらゆる生けとし生けるものたちの <いのち> が光になった世界を、架空のジャーナリストが体験する物語。
we are alive の未来にある作品をベースにした物語です。
2020年 / 芸術家生活 3年目
コロナ下で人と人が直接触れ合えなくなった中で生まれた、オンラインベースの芸術体験。
オンライン体験型作品
「pray with kodou」 by kodou
コンセプトは、いのちのオーケストラ。
世界中からオンラインで集った人々が、ひとりひとりの鼓動と連動して光る小さな球体 “kodou” とともに、静かな暗い空間の中、自身のリズムを感じながら、身近な人や遠くの人に、祈りを届ける参加型アートプロジェクト。
80人の鼓動の光が明滅する映像。
美しいです。
自宅にいる時間が増える中で、やはり大自然に触れたい。そんな想いから、北海道洞爺湖を舞台に開催しました。
「静寂と誕生の芸術祭 in 北海道洞爺湖」
漠然と "自然を鑑賞する" のではなく、あえて芸術作品を通して自然に触れることで、今まで感じ、見ることのできなかった形で、より鮮明に、強烈に、"自然と直面する"。
音・光・食をテーマに、3人のアーティストがそれぞれの方法で、北海道・洞爺湖の自然を再表現する芸術作品を創作しました。
2021年 / 芸術家生活 4年目
オンラインパフォーマンス作品
「pray with kodou」 by kodou
iphone 向けアプリを開発。
日本・ドイツ・オランダの3カ国116名の 鼓動のデータを集め、それをgenerative art として生成し、パフォーマーの身体に投影。自分のいのちが光の粒子となり、世界のどこかにいる、誰かの身体に吸収される体験を表現した。
お仕事 / ファシリテーション、ビジョニング。
社会起業家、組織コンサルティングファーム、戦略デザインファーム、アーティストとしての経験を組み合わせたお仕事を、ご依頼頂いたもので行っています。
一番得意な領域は、混沌としていて答えのない中、多様なチームで答えを探りに行くプロセス。とくに、その個人・組織としての存在目的に触れながら、それを実現する世界観や事業を構想することを得意としています。
経営者向けのビジョニングセッションをお願いされるケースもあります。将来のもやっとした感覚がある中、ダイアログ・ディスカッションを繰り返しながら、次にやるべきことを明瞭にしていきます。
専門性としては、多様性あるメンバーでともに答えに向かっていくファシリテーション、そこにある構造を可視化し存在目的に耳を澄ませるシステムデザイン、実装可能な具体的体験に落とし込むアーティストとしての能力、があります。
お仕事ご入り用の際は、お気軽にご相談ください。
創造性を育む / "創造的に生きる" プログラム
芸術教育、美術教育、モノづくり教育を受けてこなかった松島が、アーティストとして作品を創る創造プロセスの中で、たくさんのクリエイターやアーティストから学んできました。
その学びや自身の創作体験を踏まえて、人の「創造性を回復する」営みを行っています。
参加者のインタビュー記事。
暮らし / パパ育休や、拡大家族生活
復数家族で暮らす拡大家族の形式で住んだり、子どもが生まれてから半年ほどのパパ育休生活を送ったりしました。その時のあれこれをまとめています。
パパ育休生活
拡大家族生活(コロナになり、シェア生活を一旦今は辞めています。)
以上です。
感想、コメント、お仕事のご相談など、お気軽に頂けたら嬉しいです。
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「芸術家として生きる」と決めてからの日々
芸術のげの字も知らなかった素人が、芸術家として生きることを決めてから過ごす日々。詩を書いたり、創作プロセスについての気付きを書いたり、生々…
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