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【Day123】デンマーク🇩🇰

Workawayを終え、前日のクリスチャニアに引き続き、束の間の観光滞在となっているデンマークはコペンハーゲン。

街ぶらではなく目的を持った観光となると、タイ以来。
とは言え疲れもあり3歳児も一緒の為、無理をせずという名目でやはりココだけは行くべきかと到着したのがニューハウン。

かの世界的に有名な絵本作家アンデルセンも住んでいたという人口の港町。

カラフルな建物が連なる街並みが綺麗なはずなんだけど、
僕の写真だとくすんで見えるのは何故。

さらにはここまで来たんだからと足を伸ばし、アンデルセンの人魚姫がモチーフとなっている世界3大がっかりの1つとてし有名な人魚姫の像まで行ってみる事に。

思ったよりがっかりしないというがっかり。

過去に頭部や腕を切断されたり、落書きされたりと憂き目にあっている人魚姫のバックグランドをマッチをすりながら想像すると、もうそれだけで何だか悲しくなる。
ニューハウンからここの人魚姫まではボートで観光も可能だけど、ボートの場合は正面から見ることができず、背中部分しか見えない為、それががっかり言われる所以なのかと勝手に思っています。

余談ですが、近くにはバイオリンのストリートミュージシャンがいて、ボートが近づいてくるとパイレーツカリビアンの曲を演奏しているのが妙にシュールだった。


さておき。

前日の鎌倉仲間の会長&ユミちゃんに引き続き、1日跨いで今日はデンマークに移住してかれこれ5年?程経つシェアハウス時代の友人ヤギちゃんに会う事に。
注射は怖いから献血はできないけど、代わりにヘアードネーションをしていて、髪を伸ばしている最中というヤギちゃん。

おそらく6年前に一緒に行ったNEW ACOUSTIC CAMP以来の再会。

やはり北欧への移住は簡単ではないそうで、ヤギちゃんも移住とは言えビザの問題は引き続きあり、特にコロナ禍以降は取得にはかなりハードルが高いそうな。

所得税も所得の半分、消費税は25%とかなり高額税率な国ではあるけれど、
医療費や教育費は全額免除。
原子力発電はゼロ。
※隣接のスウェーデンにはある。

幸せ指数がフィンランドに次いで2位と言われるデンマーク。
色々な情報が溢れている中、実際に暮らしていてどうなのか?と僕らは興味津々で、久々の再会にも関わらず色々聞いてしまいました。


別の人から聞いて驚いた話が。
僕ら日本人には縁のない話ではあるけれど、例えばイタリアなどのEU圏内の人がワーホリでデンマークに来たとして、その人がデンマークの大学に通おうとするとデンマーク人でないにも関わらず学費が免除されるそうな。

これって本当に凄い事だよね。
常々思うけど、10代で自分のやりたい事を決める事なんてできない訳で、でも大人になったら大学に通い直すにはやはり多額のお金がかかる上に人によっては仕事を辞めたり、仕事をしながら通っても生活サイクルが変わったりとリスクも伴うからこそ、二の足を踏む人は多いと思う。

そういったリスキリングや学び直しを国が補助してくれるのって本当すごいなと思う。しかも大学だから年齢制限がないからいつでもチャレンジする事ができる。
もちろんそういった補助も高額税率ありきだけど。

例えばその教育の部分だけで考えると、稼いだお金が税率でひかれて自分に返ってこなくても良いって人が多いからだと思うんだよね。
もちろん当人もそうやって教育を受ける事ができたからだと思うけど。

ヤギちゃんも言っていたけど、性善説で成り立つような補助があり、何かしら悪い事を企てようとする人は日本に限らずいるけれども、そんな性善説もしっかり成り立つというのがデンマークの素敵な国民性。

あまり精神性は詳しくはわからないけど、ヒュッゲという言葉の意味がすごい合点が行く国。

そんな真面目な話だったりをおしゃれなカフェや公園で、のほほんとした雰囲気でヤギちゃんとエミーレと過ごす時間がとても癒しでした。

さては、のほほんもヒュッゲか


2日間に渡って久しぶりに楽しい人たちと時間を共有できてリフレッシュ。
いよいよ明日からは次なるWorkawayの地トルコに移動となります。


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