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これは恋
彼と出会ったのは
社会人スポーツサークルみたいな場所
私の友達が主催をしているサークルに誘われて
私は何度も参加していた
彼はその中の1人だ
最初出会った頃は、おしゃれな人だな〜としか思っていなかった
恋愛対象としても見ていないくらい、ただのサークルの人だった
年明けのある日
彼とチームが一緒になったり、サークル後のご飯でたくさん話したりして、初めて「うわっこの人面白い!話すのめっちゃ楽しい!」となった
そこから急に恋愛感情が芽生え始めたのだ
彼は、二個上の明るい陽キャみたいな人
試合中は一番に盛り上げてくれるし、会話の中で置いてけぼりになった人を見逃さないエンターテイナーのような人
誰にでも優しいし、明るいし、ラフだから、私と話が盛り上がっていくのも必然的だったと思う。
彼の魅力はここからで、こんなに明るくて面白いのに、どこか距離がある。会話は盛り上がっているのに、心の距離を感じる。一歩行かない、下心がない、狙わない。そんな明るい性格とは真反対な彼の雰囲気は、彼の本質だと思う。
仕事は独立していて、休みなしで楽しそうに働いている。仕事も全力、遊びも全力。サークル終わった後もミーティングしてるし、ミーティングが終わったらご飯にも遅れて参加するし。両立が上手で、それを苦としない彼がとても素敵だと思う。
そんな彼にあの日の夜LINEをした
「ご飯来てくれて嬉しかった!今日もお疲れ様でした!」とLINE をすると「こちらこそありがとう!楽しかったよね!次くる?」とLINEが続く。
そこからチーター並みの速さで、私達は進展をした。
次の日の夜電話をして、好印象に思っていることを話した。その次の日の夜は、お互いの家族の話や今までのことをたくさん話した。その次の日は2人でドライブ。次の日は、飲み会の合間を抜けて電話を少しだけした。そして次の日は、ご飯に行った。
はやい。とにかく早いスピード感が、私の熱を高まらせる。
病気で言うと、インフル並みの高熱を出すくらい、彼への想いが募っていく毎日。
そしてこういった関係になってからの
初めてのサークル。あんなに心が躍ることはない。誰にも知られていない、2人だけの距離。スリルでしかない。
終わった後は、2人で集まって長時間ドライブをした。いつも彼といると、電話をすると、日付を越して余裕で2時をまわってしまう。
こんなに好きになる人に出会えると思ってもいなかった。
もしも付き合えた暁には
私は彼を大事にしたい
心からそう思う