自分の属性を大げさに語ることの危うさ
近頃、様々なマイノリティに名前が付けられるようになりましたね。例えば、セクシャルマイノリティ(LGBTなど)や繊細な人(HSP)、様々な発達障害(ADHD、ASDなど)、精神疾患(うつ病、パニック障害など)などは、それぞれ名前が付いたことによって、世間での認知度が上がった例です。
これらに名前が付くことで、以前より生きやすくなった人もいるでしょう。その性質をよく理解し、上手に付き合うことができれば、本来の自分の生き方を全うでき、楽しく充実した人生を送ることができます。それはとても素敵なことだと思います。
しかし、その性質について誤った認識を持ったまま、その名前を利用することで、自分の可能性を狭めてしまう危険性もあります。それらの名前には、「できないことへの言い訳」という側面があるからです。
例えば、「LGBTだから人に避けられる」とか「HSPだから人と関われない」とか「ADHDだから社会に馴染めない」とか、そういう言い訳をする人をよく見かけます。それがいけないことだというわけではありませんが、これらの認識は自分の可能性を大きく狭めてしまっているのです。
なぜならば、LGBTに「人に避けられる」という性質はありませんし、HSPに「人と関われない」という性質があるわけではありません。同様に、ADHDに「社会に馴染めない」という性質があるわけでもありません。
LGBTの人たちの中には人から好かれている人もいますし、HSPの人たちの中には人と深く関わっている人もいます。ADHDの人の中には社会の中で活躍している人だっています。
結局は、自分の認識次第なのです。自分の性質に付いた名前ばかりにこだわらず、自分の性質そのものと向き合い、その上でどのような現実を作っていきたいかをイメージすることが大切です。
実際に、私自身もレズビアンであり、HSPでもあります。かつては、どうあがいてもマジョリティ(多数派)にはなれず、マイノリティとして生きることに生きづらさを感じていた時期もありました。
そして、自分の中に被害者意識が芽生え、「レズビアンだから~」「HSPだから~」などとレッテルを貼り、自分でなりたい姿があるにもかかわらず、自分の可能性を自分で潰していました。それによって、モヤモヤとした感情や息苦しさなどを感じていたことを覚えています。
しかし、願望実現について学ぶうちに、その生きづらさを作り出しているのは、自分自身なのだと気付きました。それに気づいてからは、人間関係が上手くいくようになったり、気楽に生きられるようになったりして、状況が好転しました。
実は、「~だから、~できない。」「~だから、~になれない。」というのは、単に自分が勝手に決めつけているだけで、誤った認識であることが多いのです。だから、どうか自分の可能性をもっと信じてあげてください。マイノリティの人たちが自分の望む現実を生きていけるように、心から願っています。
願望実現については、以下の記事でも触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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