公開インタビューを通して、見えた景色
9月15日は、岡山県笠岡市にある「シェアアトリエ海の校舎」で行われた公開インタビューへ伺いました。
インタビューって、インタビュアー(する人)とインタビュイー(される人)のおおむね2人のはず。ですが。
この公開インタビューは、そのようすを他の人にも生で聞いて見てもらうもの。
古い木造校舎の図書室に、15脚ほど椅子を並べて。教壇にインタビュアーとインタビュイーのおふたり。特にマイクなどは使わず、ゆるっとした雰囲気での約1時間のインタビュー。
最後には、聴衆のかたが質問できるコーナーもあって、ライブ感のある面白い取り組みでした。
そこで公開インタビューの発起人でもある、SIRUHAの藤本さんにも少しお話をお聴きしました。
シェアアトリエの人たちの人柄や思いや考えを海の校舎の関係者のかたにもっと知ってもらいたい。そのカタチとして、公開インタビューを選んだとのことでした。
この日のインタビューイーは、ライターの後藤寛人さん。今までは、インタビュアーとして海の校舎のクリエイターさんたちにお話を聞いていた、自身も海の校舎の入居者のおひとりでもある。お仕事の都合で後藤さんが岡山を離れるということで、公開インタビューも今回が最終回となった。
ちなみにいうと、後藤さんとはまったく面識ないので、この人誰だろうなと思われたかも(変質者)、おそらく関係者か面識のある人しか来られてないもの……。
自称インタビューライターな私が、公開インタビューとはどんなものか、後藤さんってどんなひとか、キニナッテ行ったのです…!
所々説明すると前置きがものすごく長くなるので(すでにもう長いって?)割愛します。さてさて、この公開インタビューで感じたことをいくつかまとめます。
①テンポ良い、インタビュー
え、インタビューってこんな軽快に進んでいくもの?もちろんある程度打ち合わせ的なことをされてると思うのですが、編集されたテレビ番組を見ているかのようにスラスラ話がリアルタイムで進んでいく。
予定時間ピッタリで終わったところも素晴らしかった。これって関係性もあるのだろうなと感じました。初対面のまったく知らない人では、なかなかこうはならないと思う。
②インタビューを通して見えた、愛ある関係性
今までの公開インタビューを通して、いろいろなかたが感謝されてることが伝わるお話が最後に聞けたんですよね。
後藤さんが書かれたこと、話したことによって、感謝が生まれたこと。インタビューを通して、想いを汲み取って、文章を残してくれたことに、みなさん感謝されてるんだなぁと私にも伝わってきて。ちょっと心に、沁みました。じんわりと。
自称インタビューライターの私も、もっと喜ばれるようなインタビューをして、残る文章を書きたい、書かなきゃと思いました。
何が言いたかったのかというと、この公開インタビューはとても良くて、すごくいい刺激になった。
同じようなことはできなくても、私には私にできるインタビューを、もっと書かなきゃと思ったのであります。
心をつなぐ文章で、想いを誰かにお届けできるように。
ちなみに今回のインタビュー内容は、後日海の校舎のホームページに掲載される予定とのこと。軽快なテンポでインタビューを進めた、聞き手の大学生・岡辺こむぎちゃんが書かれるので、非常に楽しみです(^^)