記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

実写【推しの子】ドラマ7&8話レビュー

では早速、Amazonプライムで12月5日に配信された【推しの子】

ネタバレ有りのレビューです。
ご注意ください。

▼前回(1話〜6話)のレビューはこちら

さぁ、いってみよ〜〜〜!



第7話 復讐相手「カミキヒカル」の登場

ここでやっと過去編に。すごく自然なゴロー先生とさりなちゃん。あれ、やはり、アクアは、ルビーがさりなちゃんって気付いてるのでは?というようなセリフもあり。

朝帰りで帰ってきたアクアに、ルビーが「朝ごはん」と声かけたとき。振り返ったアクアの顔が今までと全然違って、ビックリするほど良かった。涙が滲んだよ。どんどん表情が良くなって、アクアらしくなっていく櫻井くん。

あと、MEMちょの火サスを歌いながら去るところも良かったね!笑

そして、ルビーの表情がどんどん失われていく、衝撃のシーンへ…天真爛漫で明るいルビーが絶望する表情、できるのかな、どうなのかな、と思ったけど、そんなの杞憂だった。このシーンも必見…。
入浴後のあかねとかなちゃんのシーンも良かった…2人とも演技上手いよね…。
あかねとアクアが付き合ってる感を出しているのを見つめたかなちゃんが切なくて、絶叫して泣いた……。

そして、そして!!

とうとうカミキヒカルが!!!
口元だけ最初に見えて、あれ、割とお年??
予想されてた人たちと違うのでは、と思った瞬間、二宮和也の顔のアップに!!!!
「えぇえええええええええ!???」って叫んだ。誰が予想した??二宮和也だと予想した人、いた??ほぼいないよね?SNS上では見かけなかったよ!!??
してやられた〜〜と思った。逆にしっくりして、他にないすごく良いキャスティングと思った。演技派、もってきたね〜!!
しかも金髪ニノとアクア、割と似てるし!


第8話 すれ違う心。道を外れていくアクア

MEMちょがアクアの部屋に来て、かなちゃんへのフォロー話をするシーン。MEMちょの衣装がセクシーでちょっとドキドキした。
アクアの「…そうなったら、俺はもう無理だぞ」の言い回し、すごくよかった。なんか複雑だよね、アクアとかなちゃん…両想いなのに、なんでこう報われないのかな…切なすぎるよなぁ…好きだからこそ、アクアは気持ちをひた隠しにして、見守ってるんだよね、かなちゃんのこと…うううあう。

そして、漫画よりも実写版のアクアは、あかねちゃんにかなり心の支えにしてるような印象を受ける。あかねちゃんに母性的なものを感じて、なついてるようなカンジがするなぁ。アイの演技をしたときから、きっと母の面影をあかねちゃんに見てるのかも。

そして、どんどん心が離れて、溝が深まっていく、アクアとルビーの2人。

復讐相手が生きているかもしれない可能性を知って、雨に打たれてベンチに座り込むアクア。
悪魔のささやきのような自分たちの声に、声を荒げてかなちゃんを振り払うシーンは、どちらの気持ちも表情にすごく出ていて、ここも嗚咽するほど、泣きました。なんで、なんで、そうなるの!って。
かけ間違ったボタンが、どんどん複雑になって、からまって。すれ違っていく2人が、切なくて、切なくて。

「好きな人が、いるんです」ってボロボロ泣いちゃう、かなちゃん。
自分は求められてないと、泣いて、うずくまる、かなちゃん。
「助けて、アクア…」のとこもぎゅぎゅっと切なくなる。
かなちゃんの公園での独白シーン、すごくよかった。ここは何回も観た。多分、5回くらい。笑
「帰るぞ」っていうアクアの優しい表情に、きゅんとした。

そして、確されていた、アイの秘密が、報道される…

最後の8話エンディング、めっちゃカッコよくて、劇場版どうなるの!?次、どうなっちゃんだ!ってカンジの映像と音楽、良き〜〜〜〜!

劇場版へ続く

そして「15年の嘘」へ。
アクアの復讐への道は止まらない。
劇場版へ…ここからの展開は、ホントに原作と離れていくのでは、と思っている。
けど、おそらく、期待は裏切らないと、確信めいたものがある。それは、この8話分にぎゅっと詰まっていたから。本気の想いが、込められた作品だから。

「展開を変えるのはいいけど、キャラを変えるのは無礼じゃないですか!?」という、アビ子先生の声。それを忠実に守った作品だと思う。だからこそ、どんな展開になろうと、納得ができる作品になってるのではないかな、と思います。
明日、見届けようと思います。
すごくすごく楽しみで、終わってしまうことがすごくさみしいけれど。

予告を観ながら、大号泣の予感。曲もすごくいい。タオル持参で、劇場版へのぞむ。


いいなと思ったら応援しよう!

まつこ@岡山ライター
いいなと思ったら応援よろしくお願いいたします。いただいたチップは、創作活動費に使わせていただきます。