プロセスが楽しいんだよね
家庭菜園を始めて8年位になります
自宅の庭で細々とミニトマトを作ってたところ 近所の方に この近くで地主さんが畑として貸してくれる所があるから一緒にやりませんか?と誘っていただいたのがきっかけでした。約5m×5mの区画を最初は1区画だけ借りて始めた菜園も今では7区画まで拡張して頑張ってます。
家庭菜園での一番の楽しみは収穫だと思われがちですが私の場合 案外そうでもなく 時間がない時などは妻や子供に収穫してきてもらう事もよくあります。
私の場合 特定のこの作業が楽しいと言うより一連の流れ つまり種を蒔いたり苗を植え肥料をやり支柱を立てて誘引したり防虫ネットをかけたり雑草を抜いたりと
言わば「プロセスが楽しい」のです
だから収穫もプロセスの一つだし収穫した野菜を調理し食べるのも もっと言うと調理の時に出た皮や根っこなどの野菜クズを再び畑に戻すのも 楽しいプロセスの一つなのです
「プロセスが楽しい」と感じて気付いた事があります
それは 失敗も楽しいと言う事なのです
家庭菜園はプロの農家と違って失敗が怖くない 盛大に失敗できるのが最大のメリット
種を蒔く時期が悪ければ一つも芽が出ないし支柱の立て方が悪いと収穫目前でポッキリ折れてしまったりします
一度 放ったらかしにしていたキャベツが芯の硬い部分を残してほとんどを青虫に食べられてしまって どうしたもんかと思っていたら畑で仲良くなった先輩に「観賞用ですか?」なんて言われて普通ならムッとするかも知れないけど 確かに「これは芸術的なキャベツだ!」と晴海客席ターミナルみたいになったキャベツを見て 観賞用かあ 上手いこと言うなあ なんて感心したり
失敗もプロセスの一つとして楽しむ事ができる。それが長く続けられるコツなのかもなあ なんて今では思います。
ちなみにそのキャベツ その後も観賞用として破棄せず畑に植えておいたら秋も深まり虫がいなくなる季節になるとムクムクと生長し出して 小ぶりだけど立派なキャベツとなり 美味しく頂きました
レジリエンス 負けへんで 全てが学びなんだなあと言う話でした