背番号12 -松本山雅-
11月17日 アルウイン
試合終了のホイッスル
昇格の夢が みぞれに濡れ、寒さにさらわれた
次のステージで、その次のJ1で応援がしたかった
マリノスの虹色に輝く応援を見たかった
新潟の心に残るアイシテルニイガタを見たかった
甲府を緑一面に埋め尽くしたかった
今年も山雅に声を送り続けた
もう一度あの舞台で、応援できる、そう想った瞬間に
トーナメントの言葉のあと、もう後がないと、そう想った瞬間に、
背番号12は、何度でも経験した、涙、涙、涙、、、
試合終了後、北ゴール裏から聞こえた声援
いつか、田中隼磨が言っていた
「連敗してもブーイングひとつせず、声援をくれる。こんなサポーター世界中どこを探してもいないと思う」
この言葉が誇りだった
翌日の信毎に山口一真の写真
その涙に、
もう一度 心から、応援しようと想った
そして、
もう一度あの場所へ行きたい
もう一度あの場所へ戻りたい
虹色に輝くトリコロールのマリノスの声援に
怒号のようなレッズの声援に
もう一度、挑みたい
今こそ共に
また、明日から、