#5 国家試験過去問:血液内科ーピロリ菌の意外な症状!?
こんばんは!Mattです。
今日は血液内科の過去問を演習しました。そこそこ得意みたいでまあまあ安心しました☺️
薬の名前の頭文字をとった、R-CHOP療法というものがあるのですが、Hのところがドキソルビシンというのは罠ですね。笑
ピロリ菌が原因の血液の病気がある
ピロリ菌とは皆様も名前ぐらいはご存知でしょう。胃の中に生息しうる細菌で、胃潰瘍や胃がんの原因となる菌です。このピロリ菌の除菌を施してくれる内科も多くあります。
このピロリ菌、実は胃がん以外にも、免疫性血小板減少性紫斑病(ITP)という血液の病気を起こす原因にもなるのです。
ITPとは、血小板という、止血に関わる血液中の成分に対して免疫が攻撃をしてしまうせいで、出血が止まりにくくなり、からだにアザのような跡がつくという病気です。
ピロリ菌は胃の症状ばかりでなく、実はこのITPも起こしうる細菌なのです。
お気になられる方は、お近くのピロリ菌除菌を施術されているクリニックにご相談を!