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従業員のお困りごと㉛

東京は、「桜」から「藤」の花の季節になりました。季節ごとに楽しみがありますね。藤の花にはクマバチ?クマンバチ?が一緒にいて、切っても切れないクマバチと藤の花だなぁと、藤の花をみると思います。
書いていて、クマバチ?クマンバチ?と、ふと分からなくなり、両方書いてみました~。
あの大きな羽音が怖いですが、性格は優しいそうです。

さて、久しぶりの投稿になりましたが、
今日も「従業員のお困りごと」をお届けしてみたいと思います。

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発達障害の診断がある鈴木さん(仮名)は、入社1年6ヵ月になります。
仕事の能力が高く、まじめな性格で信頼できる社員です。
発達障害の特性からか、「周囲の音」「ちょっとした環境の変化」「一緒に働く仲間の行動」「こだわり」「細かいところまで気になってしまう」などがあり、仕事に集中できなく、イライラしてしまうことがありました。

このイライラは、「仕事をしっかりやりたい」「集中したい」という想いからだと想像します。この”しっかりやりたい、集中したい”という想いが強ければ強いほど、感情のコントロールができなくなってしまい、周囲に感情をあらわしてしまうことも多々あります。

鈴木さんと周囲の方々の両方にとって、より働きやすく、そして楽しみながら働けるようになったらいいなぁと考え、「感情面」に丁寧に向き合っていきたいと思い、取り組みが始まりました。

■大切にしたいこと
まず私たちが大切にしたことは「目の前の人を知る」です。
・発達障害の症状や特性はなんだろう・・・
・鈴木さんの困りごとってなんだろう・・・

その中から、下記のことを考えられるようになりました。

【過剰は配慮ではなくて、「必要な時に必要な配慮をすればいい」のでは

そのために、「障害特性」を学び、特性に合わせた支援策を学びました。

■取り組みについて
鈴木さんご自身が自分の感情をコントロールできるように
「ストレスに感じた出来事やイライラなどの感情をノートに書いてみる」

ノートに書くだけではなく、下記のような取り組みを始めてみました。
 ●ノートの右側にストレス要因を記載
 ●左側にそれに対しての自分なりの対処策を書く

今回の取り組みをきっかけに、周囲の方々とコミュニケーションがとれるようになってきました。

主な症状や特性にあわせた方法を鈴木さんと一緒につくっていきたいと思います。

YORISOU社会保険労務士法人の松山です。わたしたちは、企業が抱える従業員のお困りごとに対して、積極的にサポートしていきます。また、育児・介護・病気と仕事の両立支援についても、企業を支えていけるよう職員全員でがんばっています!
*本文の内容は、行政機関で紹介している障害者雇用の事例集などを参考に  作成しています。



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