国籍、人種、性自認、趣味嗜好の多様性が表面化し、それぞれが尊重される現代の日本。「みんなの食卓でありたい」を企業メッセージに掲げる松屋の取材班が、各地の「食卓」にお邪魔し、人生を…
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2021年11月の記事一覧
貧困当事者だって提供者に。「フードセーフティネットを作りたい」日本初のフードバンクが目指す、豊かな社会の在り方
「飽食の国」とも呼ばれる日本で、食べ物に困っている状態、いわゆる“飢餓状態”に陥る人の割合は決して少なくないという。特にこのコロナ禍において困窮し、「明日、食べるものがない」と途方に暮れる人が増えてしまったのは想像に難くないだろう。
そんな人たちに対する「食の支援」をはじめとし、食にまつわるさまざまな問題解決に奮闘しているNPO法人がある。その名も「セカンドハーベスト・ジャパン」。
彼らは活動に賛
刺激を求めたのも今や昔。「いまは日常が大好き」ささいな幸せを愛おしむ剱樹人さん夫妻、その土台は家族3人の食卓に
今回取材をしたのは、ベーシスト・漫画家として活動する剱樹人さんのご家族。妻でコラムニスト・コメンテーターの犬山紙子さんと、4歳の娘さんと3人で暮らしていらっしゃいます。
剱さんは、犬山さんとともに暮らすようになった当初からずっと、主な家事を担っているそう。現在、日本の共働き家庭では、夫の家事・育児時間は妻の1割程度だとされています(*)から、それが逆転している剱さん夫婦は、少しめずらしい家族の形だ