松屋フーズ公式note
「みんなの食卓でありたい」を企業メッセージに掲げる松屋の公式noteです。日本各地の「食卓」にお邪魔し、生活や人生を聴く「みんなの食卓」を連載中。それぞれの食卓を通して現代日本の多様性と向き合い、「みんな」について考えていきます。
最近の記事
マガジン
記事
「変化することは怖くない」子ども食堂、間借りベジカレー店、二拠点生活……。池田園子さんがボーダーレスな挑戦を続ける理由
大人になると、変化を恐れてしまうことがある。それまで努力して積み上げてきた環境が壊れてしまうかも……と考えると、どうしても足がすくんでしまう。もちろん、それは決して悪いことではない。ただし、変化していくなかで得られるものがあるのもたしか。 今回取材した池田園子さんの日常には、この1年でさまざまな変化があった。子ども食堂や間借りカレー店のオープンに奮闘し、東京と大阪を行き来する二拠点生活もスタート。ひとつの場所に留まらず、常に走り続けている。そんな毎日を、池田さんは心の底から楽
僧侶の日常は、想像以上に自由で豊かだった——。令和初の寺院「なごみ庵」を設立した、浦上哲也さん、智子さんの“手作りの食卓”
神奈川県横浜市の住宅街に、「なごみ庵」という小さな寺院がある。「お寺」と聞くと、何百年という歴史を持つものを思い浮かべるだろう。しかしそこは、なんと令和元年に認定されたばかりの、新しい寺院だ。しかも住職を務める浦上哲也さんは一般家庭出身で、ひょんなことから仏門に入ったという。 さまざまなイベントを企画し、SNSでの情報発信にも精力的。最近はそんな僧侶も増えてきており、彼らは知られざる“僧侶の世界”を伝えてくれている。そして哲也さんもそのひとりとして、日々の活動に邁進していると
ミシュランガイド東京で一つ星を獲得したシェフが、松屋のとりこになったわけ ——sio・鳥羽周作が受け継いだ「食卓」へのこだわり
なにもかもが「ふつうじゃない」と話題の、代々木上原に佇むフレンチレストラン、sio(シオ)。2018年の開業以来、その計算しつくされたコース展開から什器、おしぼり、音楽まで、徹底した美学に惚れ込むファンが続出。開業翌年の2019年には、ミシュランの一つ星を獲得しました。 オーナーシェフである鳥羽周作さんは、「サッカー選手、小学校の教員を経て32歳で飲食業界に転身」「料理歴8年で予約の取れないレストランを作りあげる」「シェフ歴2年で雇われ店長として切り盛りしていた店を買い取り