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【研修メモ】心のサポーター養成講座 & ゲートキーパー養成講座
仕事でメンタルヘルス不調を抱える子どもと関わることもあるので、基本的な知識は入れておきたいと思い、受講しました。
講座の中身
心のサポーター養成講座もゲートキーパー養成講座も、要するに同じことを言っているだけだったので以下にまとめ。
心のサポーターとは
・正しい知識と理解に基づき、家族や同僚等など身近な人に対して、傾聴を中心とした支援を行う小学生からお年寄りまでを対象としています
・メンタルヘルスファーストエイド(こころの応急処置)の考えを参考に新設しています
・2033年度末までに100万人の養成を目指しています
・こころの病気を持つ人に対する差別や偏見(スティグマ)を持つことなく共生できる風土づくりや、こころの不調の早期発見やサポートに役立つ、知識や方法を習得します
ゲートキーパーについても、基本的には上に同じで、自殺に向かっている方の支援を行う身近な人、という立ち位置になります。
ポイント
・「気づく」「声をかける」「話を聞く」「サポートにつなげる」の4ステップで関わる
・日頃から小さな関わりを積み重ねる
・話を聞く姿勢を見せる、助言を言わない
人として誰かを気遣う気持ちを行動に落とし込んだ内容。基本的な傾聴スキルについての座学が中心でした。
講座の感想
講座の内容は本当に基本的なことの確認だったと思います。
支援者にとっては当たり前の内容かもしれません。わたしはかなーーり物足りなく感じました。
ただ、会場には当事者の方やそのご家族の方も多くいらっしゃったようで、何かしらのヒントを持てたのではないかと思います。
「メンタルヘルス・ファーストエイド」という考え方はうっすらとしか知らなかったのでもう少し深く知りたいところでしたが、言葉の紹介のみで終わってしまいました。(英語を訳しただけやないかい!という紹介でした 笑)
おそらく、わたしのような「心理や医療の専門家ではないが、メンタルヘルス不調を抱える方の支援に携わる」人間は、「メンタルヘルス・ファーストエイド」を詳しく学んだ方が良さそうです。
Mental Health First Aid Japan(MHFA-Japan)という団体主催の詳しく学べる講座もあるようなのですが、コロナの影響でお休み中らしく…。こちらの団体から『メンタルヘルス・ファーストエイド こころの応急処置マニュアルとその活用』という書籍が出ているようなので、読んでみようと思います。