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クラスTシャツnoゴミ問題

さぁ夏休みが始まりましたね。我が家でも息子が夏休みに入り、毎日家にいます。

夏の時期、私が教師時代によく頭を悩ませていたのが「クラスTシャツ(クラスパーカー)」にまつわるものでした。


ドライな担任に共感した生徒たちの、行き着いた先は

夏休みを利用して準備する文化祭(学校祭)が2学期早々あったり、学校によっては球技大会や体育大会などもあるかもしれません。そんなイベント時期に出てくる副産物が、クラスで結束感やチーム感を出すための「ユニフォーム」。

私はどちらかというと(かなり?)ドライな教師だったと思うので、クラスTシャツを作るような行事になると、消極的…というか、論理的にあれこれ可能性を考えて、詰めていくことが多かったです。

「クラスTシャツ、作るか?(要るか?)」
「その分の学級費を、ほかに回すのも手だぞ?」
「どうせ1日や2日しか着ないものなんだ。それに数千円も出すのはちょっとな…。」
「デザインセンスは好き嫌いがあるから、パジャマで再利用できればまだマシな方で…。」

などと、斜に構えた生徒から発されそうな言葉の数々を私から吐いていました。

ただクラスの生徒たちが作りたい!となれば、今度はクラス一丸となってあれこれと画策をしなくてはならないので、作りたくないといっている生徒たちにあれこれ説き伏せていく始末。
これも、まぁまぁ骨の折れる作業だったんですね。(懐かしい。)

そこで当時、行き着いた一つの答えが、ユニクロでした。
ユニクロであれば

  • 色を単色で合わせれば統一感が出る

  • 着心地も良く、機能的

  • 予算内(高くても2,000円前後)

  • 【一番大事】イベントが終わっても気兼ねなく着られる!

ということで、よく自分の教えが行き届いた(?)クラスの生徒たちはユニクロの服がユニフォーム代わりになっていました。

教育活動としてふさわしいかどうかは知りませんが(もう離職していますし)、少なくとも文句やトラブルは随分と減ったのを覚えています。

2022年ごろには、「クラスTシャツがイベントまでに届かない!」という問題もありましたが、ユニクロであれば届かない心配もないのでそういう意味でも安心でした。

クラスTシャツは全然サステナブルじゃない!

そもそも「クラスTシャツ要る・要らない問題」については、時代とともに変化していく価値観に大きく左右されると思うので、ここでは触れずにいこうと思います。
しかし、見逃せないのが服のゴミ問題

  • 1年に1回から2回、必ず用意するもの。

  • 一斉にドカっと注文されて、作り手側の負担がそれなりにあるもの。
    ※受注生産だから幾分マシかもしれませんが

  • (体感的に)8割以上の人たちが、1年以内に捨てるもの。

そういった意味では、クラスTシャツのサブスクができても面白いと思うのですが、現時点で調べてみても見つかりませんでしたー。

ファッションレンタルの横展開であっても良さそうだなぁと思ったんですが、意外と無いものなんですね。
毎年、(うざいくらい)クラスTシャツ制作会社からパンフレットが届いていたので、制作会社の人たちがはじめてみても面白そうと思いますが、私の頭で思いつくのにやっていないところを見ると、採算が取れないのかもしれないですねー。

ビジネスチャンスであっても、サブスク業界は通常のビジネスよりも難度が高いようですからね。

いずれにせよ毎年夏前後になるとクラスTシャツのことがよぎってたなぁと感じた私でした。

ちなみに、オチとして。
私はほぼ毎年必ずといっていいほど「頼んだサイズと違う」というサイズ違いアピールの生徒が出てくるので、その子のTシャツ交換要因として機能しておりました。
ダボダボのサイズだったり、ピチピチのサイズだったりするので、イベント後はもちろん、イベントの最中にもきちんと着こなせたことはありませんでしたー。

では今週の休憩時間を終えようと思います。
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