神戸散策の風景〜元町・三ノ宮エリア〜
神戸は、大学時代に住んだ特別な場所。
当時から、この街の風景はどこを切り取っても大好きだった。
週末、久しぶりに神戸を訪れたので、ここで神戸の街歩き風景をシェアしてみたいと思う。
今回歩いたエリアは、神戸市の中心部、元町〜三ノ宮エリア。
ここが日本であることを一瞬忘れさせる場所。風格ある建築が軒を連ねる。
ビルを"ビルディング"や"ビルヂィング"と表記している建物が多く、その雰囲気もレトロでいいなと感じる。
神戸のシンボル的存在の神戸大丸。こちらには、髪の毛や指の先まで美意識が行き届いた、本物のお洒落を地で生きているご婦人方が多くいらっしゃる。人間ウォッチングもプラスすると、歳を重ねていく不安を打ち消すようなパワーをいただくことができる。
神戸大丸から西にすぐ。日常的な買い物から、ビンテージ品まで、幅広い客層の心を掴む魅力的なお店が立ち並ぶ。お目当ては、純喫茶でのひと休み。
元町サントスは、神戸に来ると必ず立ち寄る喫茶店。BGMがクラシック音楽なのもお気に入りポイント。この日は、モーツァルトのホルン協奏曲で迎えられ、たまたま馴染みのある曲だったので、歓迎されたかのように感じた。
元町駅から北側に歩くと、個性的なセレクトショップが集まるエリアへ。大学時代は、この辺りをよく散策した。当時は、スマホなんて持っていないから、神戸ウォーカーというローカル雑誌の情報を頼りに必死に地図を見ながら行きたいお店を目指した。当然、かなり道に迷った。苦労しながら辿り着いたお店も多いので、今も足がよく覚えている。
神戸は、美味しいパン屋が多い。8時頃からオープンの人気店の場合は、混まないうちに行ってお目当てをゲットしたい。
神戸は歩くのに最適な街。理由は、街がコンパクトにまとまっていて、その中に魅力的なお店がぎゅっと集結しているからだ。雨の場合には、地下街での散策も加えると雨に濡れる心配もなく快適に過ごすことができる。神戸の街歩きは、意識しなくても気がつくと一万歩なんてことは日常。
そんな楽しい街歩きでも、やっぱり休憩は必要。疲れた身体を癒すのは、美味しい珈琲店。
ちょっとした休憩には、コーヒースタンドや、珈琲豆の販売店に立ち寄るのがおすすめ。気軽に珈琲をテイクアウトできるし、珈琲豆を買うとブレンド珈琲サービスのお店もあるので、買い物とうまく利用したいものだ。
学生時代は興味がなかったけど、アート好きの好奇心を刺激する場所も増えていて、今後の発展も気になるところ。
街中の至る所にアートが点在していて、街歩きをしながら、アート鑑賞もできる。
こちらは、元町・三ノ宮エリアの中心に位置するパワースポット。緑に囲まれた神聖な雰囲気は、訪れる人々に癒しを与え、街の喧騒から離れてゆったりした時間を過ごすのに最適な場所となっている。
そろそろ終えていこう。
神戸歩きの風景は、皆さんの目にはどのように映っただろうか。
神戸は、どんな個性も受け入れてくれる懐の広い街だ。新しいもの、古いもの、海外文化、日本文化、食、アート。それぞれデープに楽しみたいなら、テーマを決めて過ごすのも楽しい。この街には、日常をより豊かに丁寧に生きようとする人が集い、またそんな想いをもつ方には居心地の良い街なのではないかと思う。
どんな個性にも寛容な神戸スタイル。
久しぶりに神戸の雰囲気を感じる街歩きができて、この街に縁をもつことができたことに感謝した一日だった。
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