ベビーと猫連れて帰国のドタバタ劇
ご無沙汰しております。
前回フランスで最後に更新してから早4ヶ月…。
帰国してから、なぜか多忙でした。
どのくらい多忙かというと、"フランスにいた間に発売されたONE PIECEの102巻〜106巻を未だに買って読めていないくらい" 忙しかったです😂
帰国したらやることリストに入れていたんですけど…(笑)。漫画のことは後回しになりますね、はい。
4月末に家族で無事に帰国しました。(その詳細は後ほど…)
5月は仏人パートナー(ようやく日本で結婚の手続きをしました)がいたので観光したり親戚回りをしたり…日本を満喫しました。
彼がフランスに戻った6月から、私は日本で就活やら保育園活動(保活と言うそうです)を始めました。
就活は右往左往して、やっと落ち着きそうです…。生後10ヶ月の息子は8月から実家近くの保育園に入園しました。
帰国時のドタバタ劇
生後6ヶ月半のベビーと猫を連れての長距離旅は予想通りのドタバタでした😂
旅の顛末をレポートさせていただきます。
①自宅→ペルピニャン空港
フランスでは日本と同様、ベビーを自家用車に乗せるときはチャイルドシートの着用義務がありますが、タクシーは例外となっています。
本当なら事前にタクシーを予約するべきでしたが、うちのパートナーがフランスのタクシーに対する不信感が強すぎて乗り気ではありませんでした。
「とにかく、ボラれる」とのこと…🙄😅
結局彼の友人が自宅から空港まで(15分程度)車で送ってくれることになり、大人がシートベルトをした後にベビーを抱っこ紐で固定して乗車することに。(本当はダメなんですけどね…)
出発当日。
悪天候などの影響により、パートナーの航空学校の飛行試験がズレにずれて出発当日の午前中に設定されてしまいました…。
14時に自宅を出発予定だったのですが、パートナーは2人分のランチを購入して13時に帰宅。彼の友人は早めの13:30に迎えに来てくれました😅
1人でベビーの面倒を見ながら荷物の最終準備や掃除などやりたかったことを終わらせることが出来ず、掃除は完全に諦めました😂
ランチもろくに摂れないまま、まさにドタバタ…!!と必死の形相でペルピニャン宅を後にしました。(笑)
②ペルピニャン空港→パリ オルリー空港
国内線のtransaviaという航空会社を利用しました。エールフランスと提携しているLCC会社で、猫をバッグに入れて客席に乗せられるタイプの航空会社です。(フランス系はだいたいOK)
手荷物検査の際、猫をバッグから出して(首輪なども外す)抱えてX線ゲートを通ります。その間Surumeが脱走を試みて、だいぶ面白いことになりました😂
パートナーが上手く取り押さえて大事には至らず…でした。(笑)
キャビン内は満席で、出発4ヶ月前にチケットを購入した時点で遠く離れた2席しか残っていませんでした。
私がベビーを、パートナーが猫を連れて搭乗。たったの1.5時間でしたが、ベビー連れの初めての飛行機は長く感じました。
隣のフランス人女性が優しくて、ベビーがぐずったときも温かい反応をしてくれて助かりました。
Surumeも離陸の時「ニャーー...」と不安そうに鳴いていたそうです…。
③パリ オルリー空港→パリ シャルル・ド・ゴール空港近くのホテル
ペルピニャン空港からは国内線しか飛ばないため、パリのオルリー空港に到着します。
日本線のあるシャルル・ド・ゴール空港までは自力での移動が必要です。
さて、ここでまたタクシー嫌いの人がタクシーを拒みました😂
「電車で行こう」
大きなスーツケース2個、ベビーカー、ベビー用バッグ、リュック2個 +ベビー&猫
これらを抱えて、オルリー空港→シャルルドゴール空港へ電車(乗り換え2回)で移動しました😅
もちろんベビーカーにベビーとベビー用バッグは乗せて移動しますが、なんと乗り換えのときにエレベーターが無いホームもありました。
スーツケースやベビーカーは一旦放置したりしながら、ベビーと猫をとにかく大事に運びました。
シャルル・ド・ゴール空港近くのホテルに着いた時には疲労困憊…。
「いや、もうボラれてもいいからタクシー使うべきだったよ!!」と私😅😂
それにしても空港間の移動のための公共交通機関をもう少し整備してくれないかなぁと思いました。羽田⇔成田間のように…。
④ホテルに一泊
シャルル・ド・ゴール空港近くの「Holiday in」というチェーンのホテルに一泊しました。
ダブルベッドで大人2名+ベビー朝食付き125€(2万円程度)でした。
わざわざベビーベッドを用意していただきましたが、結局使ったのはこの方。
うちのベビーは私たちと一緒にダブルベッドで寝たがるので、ベビーベッドは落ちないように柵として使いました。
ところで、Surumeの簡易トイレを用意しました。
数日前から猫トイレの横にこの簡易トイレに砂を入れた状態で置いておき、"これもトイレだよ" アピールをしていました。
Surumeはおそらくそこでトイレをしてもいいことを分かっているけど、「砂がないところ、慣れていないところでは嫌なの!😣」という感じで我慢していました…。
砂を持参しなかったことが一番の反省点です。
ホテルの朝食はフランスらしく、甘いものが豊富でした。
Surumeにトイレをしてほしくて、ホテルから空港までの道でリードを付けて外に出してみました。
トイレなんてする余裕は無かったです。これから長距離旅、大丈夫かな…😭
⑤パリ シャルル・ド・ゴール空港→成田空港
航空会社は猫を客室に持ち込めるエールフランスの一択でした。通常は12時間で到着しますが、ロシアの戦争の影響で空路が変わり14時間でした。
ベビー連れのため事前にバシネット有りの席を予約。離陸後、壁にこのようなベッドを設置してくれます。(10kg以下のベビー用)
ただし、乱気流などでシートベルトサインが付いた時はベビーが寝ていてもバシネットから出して自分の膝の上に乗せ、ベビー用シートベルトを付けないといけません。
息子はベビー用シートベルトを嫌がるため少し大変でした。
離着陸のとき、息子が「あーー!」と叫んだりすると、Surumeも一緒に「ニャーー!」と共鳴?していました。
機内でSurumeにお水と少しだけ機内食のチキンをあげました。バッグの中でじっと我慢している姿が健気で、飼い主都合で長旅になってしまうことを申し訳なく思いました。
⑥成田空港→東京の実家
ありがたいことに、私の父が成田まで車で迎えに来てくれました。
成田空港の荷物受け取り所横の動物検疫所で猫の検疫を済ませ、(さらっと書いてますが、このためにどれだけの書類を用意したか…😂)ついに到着ロビーへ…!
父は立体駐車場で待っていてくれました。少しシャイで猫好きの父は「よく来たなぁ!」と一番最初にSurumeに挨拶していました。(笑)
「Surumeがペルピニャンの自宅を出てから全くトイレできてないの!!」
事前に猫のトイレやフード、キャットタワーをネットで購入し、実家に送っていました。
父にトイレなどはすぐに使えるように準備しておいてもらいました。
実家に着いたら、Surumeはまず家の中を探検。すぐに砂入りのトイレを発見して、用を足していました。
賢い…。よく我慢したなぁ…。
1〜2日も経つと日本の実家に馴染んでしまったSurume。健康状態も良く、頼もしいです。
ベビーを連れての長距離旅なんてしない方が良いと思いますが、どうしても…の方には生後6ヶ月頃はおすすめです。
しっかり首も座って膝の上にお座りもできますが、そこまで動き回らない時期だからです。
例えば生後10ヶ月の現在、ハイハイしたりつかまり立ちをしたりとにかく動きたい時期なので、狭い機内でじっとしているのは難しいような気がします。
少しぐずったら交代で抱っこしていましたが、生後6ヶ月の体重なら長時間抱っこもなんとかなりました。(笑)
おまけ
母にお願いして買っておいてもらった桜スイーツ🌸
私とパートナーが桜味が好きなので、3月中に購入をお願いしました。一年中売ってくれたらいいのに…。
なかなかの長文になってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました😊