![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167013373/rectangle_large_type_2_518f70023e4fdde3f83c915b8658cae5.png?width=1200)
才能がないと悩むあなたへ!DTM歴10年が語る成長のコツ
こんにちは、作曲家/DTM講師の松下です。
「自分には才能がないのかも...」
「いくら頑張っても上手くならない...」
「どうすれば成長できるんだろう...」
このような思いを抱いたことはありませんか?
実は僕も、作曲を始めた頃から何度も才能の壁にぶつかり、挫折しそうになりました。
特に作家事務所に所属していた頃は、周りの才能ある作曲家たちと自分を比べて、毎日のように落ち込んでいました。
才能の正体とは
![](https://assets.st-note.com/img/1735028132-KV9Wf3OsYRuGc5ESU8eNgzdQ.png?width=1200)
ただ、10年以上DTMと向き合ってきた今、「才能」について一つの確信を持っています。それは「才能とは、続けられる理由を見つけられる能力」だということです。
みんな何かしらの壁にぶつかっています。
ただ長く続けられている人たちは「それでも続ける理由」があるのです。
好きな音楽との出会い、応援してくれる人の存在、小さな成功体験...。
そういった様々な要素が、彼らを支えていました。
ただ「好き」というだけで、十分な続ける理由になります。
あとは、多少数日数週間やらない日があってもまた再開することです。
成長を感じにくい理由
![](https://assets.st-note.com/img/1735028140-JiDsw2BvKNuTXnWIUd4gLeYA.png?width=1200)
DTMの難しいところは、成長が目に見えにくい点です。
音楽の場合、技術の向上を実感しづらいものです。
僕の場合、最初の2年間はほとんど成長を感じられませんでした。
しかし、古い作品を聴き返してみると、確実に上達していたことに気づいたのです。
つまり、私たちは日々確実に成長しているのに、それを実感できていないだけなのかもしれません。
特に最初のうちは、DAWを触るだけでも成長になります。
DAWを自分の手足のように動かせるようになるまでは、楽曲制作自体にも苦労することでしょう。
本当の成長のコツ
![](https://assets.st-note.com/img/1735028146-pOFnxgkTBGA4NrbYliDyW0Za.png?width=1200)
これまでの経験から、成長のための重要なポイントがいくつか見えてきました。
まず、「完璧を求めすぎない」こと。
初めから素晴らしい曲を作ろうとするから、挫折してしまうのです。むしろ、「今の自分にできる精一杯」を積み重ねていくことが重要です。
次に、「比較の対象を変える」こと。
他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べる。これだけで、心理的な負担は大きく減ります。
そして、「小さな目標を設定する」こと。
「プロになる」という大きな目標も大切ですが、「今週は新しいコード進行を1つ覚える」といった具体的な小目標の方が、着実に前進できます。
成長のための習慣作り
![](https://assets.st-note.com/img/1735028152-LPU4R1zTKHE2fnd58VAiQrYN.png?width=1200)
毎日少しずつでも音楽に触れる時間を作ることも大切です。
僕の場合、朝の30分だけでも必ずDAWを開く習慣をつけました。
たとえその日は何も作れなくても、音楽と向き合う時間を確保することで、少しずつ成長していけるのです。
最後に大切なこと
そして何より大切なのは、「楽しむ」ということです。
辛くて仕方ない作業を続けることは、誰にもできません。
どんな時も、音楽を楽しむ気持ちを忘れないでください。
あなたがもし今、才能について悩んでいるのなら、それはむしろ良い兆候かもしれません。
なぜなら、そんな風に悩めるということは、それだけ音楽に真剣に向き合っている証だからです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。