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DTMで収入を得るために、最初に準備しておくべきこと
こんにちは、作曲家/DTM講師の松下です。
「DTMで収入を得たいけど、何から始めれば...」
「趣味の作曲を仕事にしていきたい...」
「まずは副業として始めてみたい...」
このような思いを持っている方は多いのではないでしょうか?
僕も10年前は同じような立場でした。今回は、DTMで収入を得るために最初に準備しておくべきことについて、僕の経験をもとにお話ししたいと思います。
収入を得る方法は多岐に渡る
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まず重要なのが、DTMで収入を得る方法は実は多岐にわたるということです。作家事務所に所属して楽曲提供をする、フリーランスで依頼を受ける、YouTubeやストリーミングで収入を得る、DTM講師として教える...。これらはすべて僕が実際に経験してきた収入源です。
しかし、どの道を選ぶにしても、最初に準備しておくべきことは共通しています。
基本的な音楽理論の習得
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まずは基本的な音楽理論の理解です。ただし、ここで誤解してほしくないのは、すべての理論を完璧に理解する必要はないということです。僕の場合も、最初は本当に基本的なコード進行と音階の知識だけでスタートしました。
また、こういう勉強が嫌いなかたもいらっしゃると思うのですが、そういう方は勉強せずにDAWをひたすら触って覚える方が向いています。
その後に自分が必要だと感じた時、自然と勉強する意欲が湧いていることでしょう。
勉強がハードルに感じるなら、飛ばしてもらって大丈夫です。
また「なぜその音が良いと感じるのか」「どうしてその展開が効果的なのか」を説明できる程度の理解があれば、仕事として楽曲を提供する際、クライアントとコミュニケーションを取る上でやり取りがしやすくなるでしょう。
技術的な基盤作り
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DAWの操作やミックスの技術も、ある程度は必要です。ただし、ここでも完璧を求める必要はありません。まずは練習だと思って、気軽にチャレンジすることが大切です。
重要なのは、自分の楽曲の魅力を最低限表現できる技術があれば十分だということです。技術は仕事をしながら徐々に磨いていけます。
情報発信の準備
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また、見落としがちなのが情報発信の準備です。僕の場合、TwitterやSoundCloudでの発信を早い段階から始めていました。これは単なる宣伝ではなく、自分の音楽性や人となりを知ってもらうための重要な手段です。
ただし、ここで陥りやすい罠があります。それは「フォロワー数」に過度にこだわることです。重要なのは数ではなく、自分の音楽性に共感してくれる人々とのつながりを作ることです。
さいごに
これらの準備は、今日明日でできるものではありません。
僕の場合も、最初の収入を得るまでに5年ほどかかりました。
しかし、この準備期間は決して無駄ではありませんでした。
むしろ、この時期に築いた基盤が、現在の活動を支えているといっても過言ではありません。
そして何より、この準備期間を楽しむことが重要です。収入を得ることだけを目的にすると、かえって良い結果は得られにくいものです。まずは自分の音楽を楽しみ、その上で少しずつ収入につながる道を探っていく。そんな姿勢が、長期的には成功への近道になると信じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。