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めんどくさがりの僕が、作曲を10年続けられた理由

はじめに

こんにちは、作曲家兼Sleepfreaks講師の松下です。

突然ですが、
みなさんは飽き性ですか?
めんどくさがりですか?

僕は他人に誇れるレベルのめんどくさがりです笑

それでも、僕は22歳頃から真剣にDTMを始め
現在32歳になるまで作曲活動を続けてこれました。

DTMは簡単だから続けられた訳ではありません。むしろ何でこんなものに手を出してしまったのかと思うぐらい、底なしで奥が深いです。

「それでも続けてるんだからめんどくさがりじゃないじゃん」
と思ったそこのあなた。

違うんです。
私はこれ以外に今まで何も継続しませんでした。
習い事は嫌になって辞めました。
バイトは少し挫けたらバックれました。
(当時のバイト先の方々すみません)
三日坊主に関してはプロ中のプロです。

三日坊主の大会があったら世界大会に出れる自信があります。

そんな僕が、何故音楽だけは続けられたのか?

当時は分からなかったのですが、今になったらはっきりと分かります。
今回はそれを皆様にお伝えし、夢を追う方々の力に少しでもなれたなら幸いです。

※この考え方は少し特殊だと思いますので、皆さんの参考になるかは分かりません。ご了承ください。

就職から逃げる為に始めた音楽

僕は昔から音楽が好きでした。
中学校の時から音楽を仕事にしたいと思っていました。

そんな当時の僕が精一杯考えられる音楽の仕事として「音楽アーティストになる」というのがありました。

昔はDTMという言葉自体滅多に聞くことはなく、作曲家という人種も当時圧倒的だったメディアのテレビで特別な才能を持つ人のようにもてはやされていました。
なので当然僕の夢の選択肢には入ってきません。

テレビに出るような音楽アーティストになるのはとても大変です。実力もさることながら、よほど音楽が好きで運もないと売れるのに時間がかかってしまうでしょう。

ここで昔から僕が心の奥底で思っていたことを打ち明けます。

僕は当時音楽よりゲームの方が圧倒的に好きでした。

僕は音楽が好きとは自分で言いながらも、
それは将来「仕事」を決めなければならない事への逃げの一手でもあったと思います。

その調子で、音楽1:勉強1:ゲーム8ぐらいの
モチベーションで高校生までの日々を過ごします。

何もできない自分と向き合う

高校を過ぎて大学に入ったあたりから、真剣に音楽をやらなければと義務感に駆られ何となくアーティスト活動に手をつけていきます。

ただ僕は音楽は好きだったものの、性格的にステージに立つ事はあまり得意ではありませんでした。

当時の僕は僕なりに頑張っていたはずです。
しかし義務感のようなモチベーションでアーティスト活動を続け日々過ごしていると、やはり精神的にガタが来てしまいます。

音楽で食べていくのは僕には無理なんじゃないかという現実。
それでも普通の仕事はしたくないという気持ち。
人生とは何のためにあるのか?
20代前半の僕は沢山悩みました。

しかしなにより、

勉強もバイトも続かない自分から、
音楽を取ったら何が残るんだろう?
全く価値のない人間になってしまうのではないか?という不安が僕を突き動かします。

結果として僕は活動の中で曲を作れるようになっていたのもあり、性格にも合った作曲家の道へ歩むことになったのです。

支えられながら必死に音楽と向き合う日々

そこからは散々いろんな人(特に両親)に迷惑をかけながら、必死になってDTMを勉強します。

結果が出るまでは毎日苦しかったです。
「何者でもない」自分を「作曲家」に仕立てるための日々。
成功するかもわからない道を、ひたすら進むだけでした。

それでも続けようと思ったのは、
音楽が好きだからという気持ちは当然ありましたが
何よりも音楽以外の仕事をしたくなかったからです。

そんなプラスかマイナスかわからないようなモチベーションを維持して、僕は作曲家としてすくすくと育っていきました。

一旦小さな結果が出てからは、時が進むのは早かったです。
褒められたり、報酬を得たり、成果を出したりする事で人はさらに頑張る事ができます。

そうやって楽曲提供を繰り返し大手作家事務所に入り、今では自分のスタジオ運営と講師をやっています。

10年以上音楽を続けられた理由

ここまで読まれた方は、僕が何故音楽を10年以上続けられたのかの本質が何となく掴めたはずです。

つまり、

それ(音楽)以外のことから逃げ続けてきたから

です。

とても情けない響きですよね。
でも逆に僕はこう考えています。

音楽だけは、どんな事があっても向き合い続けてこれた

この2つはどちらも、紛れもない事実です。

仕事をしながらDTMをされている方
学生をしながらDTMをされている方

技術を身につけるのは大変です。
それでも音楽に向き合い続けていれば、必ず音楽は応えてくれます。

疲れて作業ができない日もあるでしょう。
そんな日、あなたは自分のことを責めますか?

それは向き合おうとする気持ちの表れです。
その気持ちを持ち続ければ、きっと10年20年と、長く続ける事ができるはずです。

少し長くなりましたが、少しでもDTMを頑張るあなたの力になれれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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是非ご活用頂ければ幸いです。
改めて、お読み頂きありがとうございました。

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