「ミステリと言う勿れ(11)」最新巻!面白いなぁとしみじみ。さらに撮影裏話もあり、またドラマも観たくなる。
ミステリと言う勿れ、最新巻が出ていました。即購入。面白かった。ドラマもまた観たいなと。それぞれのエピソードの感想をまとめました。
episode.15 失われた時を重ねて
今回はめずらしく整と一緒に行動するのがライカでもガロでもなく、同期生で陽キャのレン。この人、人との距離の縮め方が凄い。コミュ力がある人ってこんな感じなのだろうなと。彼に「怪しげなバイト」に誘われる。内容は、ある日記をヒントにタイムカプセルを埋めた場所を探すというもの。知っている人は認知症となりどうしても思い出せない。それを解かせるためのバイト。
正直、もう整がいるところ=死人が出ると思っていたので、意外な展開に驚きつつも、あの二人の想いが重なった所はもう泣けます。欲を言えばもう少し整のおしゃべりが聞きたかった。レンの活躍も良かったのですが。
episode.16 果報の塩梅
ドラマ版だと早々に退場したライカさん。私はもっとずっと長く整といて欲しかった。これは、風呂光さんと整を恋愛関係にするために退場させたのだろうかと邪推しそう。
横道にそれましたが。バレンタインの時期に二人は会う。自然に自分の気持ちを話すライカと整。いい雰囲気です。話しもピタゴラスイッチみたいで面白い。いつも補充されているはずの自販機のコーンスープが欠品。消されていない、落書き。ずれた垂れ幕。空か落ちて来た怪しげな「玉」これらの点と点がつながる瞬間が良い。
マンガを読んでいるのに、勝手に菅田将暉さんと門脇麦さんで再生される。
この回でも人は死なず← 楽しく終わりました。平和で良い。
episode.14.5 気が付けば潮目
めずらしく整が登場しない回。ガロ達とライカさんの回。この二人に共通しているのは整のことが好きな点だろう。お互いどこまで知っているかをマウントの取り合いしているようで微笑ましかった。と同時に、ライカさんがいなくなることを改めて思い出して悲しい。いくら整であっても本当に別れの時が来たらどうなってしまうのだろう。千代子には幸せになって欲しいけれども、ライカにも幸せになって欲しい。このあたり、「ムーンナイト」のマーク・スペクターとスティーブン・グラントのよう。
番外編 ある結婚の風景
エレベーターに閉じこまれる整。中にはもう2人の男女。それぞれに結婚する相手がいて、結婚式の準備で意見の相違があってうんざりしている様子。この3人のやり取りが良い。整の素朴な疑問から気づく自分たちの想い。そして、心から安心して眠れる相手が出来たら素敵なことだなと思います。
その他、ドラマ撮影の話もあり、もう一度観たくなりました。
マンガもドラマも面白かったなぁ。
マンガの表紙▼