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ちょっと、通勤用自転車で榛名湖にいってきました。

今年の春から東京と札幌を行ったり来たりする二拠点生活で、どちらが本拠地かわからない状態であわただく働いている。今週は東京で寮生活。今日は文化の日ということで、東京で一人のお休み。とはいえやることは札幌にいても東京にいてもほぼ同じ。

今日は夜が明ける前に寮を出発して自転車で東京駅へ。東京駅で自転車を袋詰めして6:08分の上越新幹線に乗って高崎へ。ハイキング姿のお客さんで自由席はかなり混雑していた。

6:59高崎着。自転車を組み立てていざ榛名山はるなさんへ。3時間かけて高崎駅~標高1100mの榛名湖はるなこ往復。榛名山のふもとから榛名湖までの14.5㎞、標高差900m、平均勾配6%のサイクリングルートは日本でも有数のヒルクライムコースで、今年も2600人が参加してヒルクライムレースが開催された。

そんな山道をひたすら登り続ける。誰も追い越さず、誰にも追い越されず、誰ともすれ違わない。車もまばらの道を一時間と少しかけて登り続ける。自分の呼吸音と自転車のチェーンの音だけを聞きながらの一人旅。

コースの後半、いいかげんヘトヘトというタイミングで、14%の激坂区間が登場し、地獄を味わうことができる。ここまでくるともう早く終わってほしいだけ。少しでも勾配が緩むことと、緩い勾配の道が少しでも続くことを祈りながら榛名湖を目指す。

トップの写真は今日の榛名湖。榛名富士が榛名湖の静かな湖面に映ってとても美しい。少し休憩してから自転車をまた一時間半こいで、高崎駅に戻って新幹線に乗って東京に戻る。13時過ぎに寮について洗濯と掃除をして近くの公園に来て売店のクラフトビールを飲んで、Spotify で宇多田ヒカルの新しいLiveアルバムを聴きながらnoteを書いている。やりたいことだけをやる、理想的な休日。

夢の超特急のおかげで休日を有意義に過ごすことができてありがたい限りだ。東京~高崎の往復料金は8500円。高いと思うか安いと思うかは自分次第だけれど、今日のディズニーランドのチケットは9400円なので、自分が行きたい夢の国のチケット代としては妥当かなと思う。


地獄を味わえる夢の国。

自分以外、誰にも会わない、苦しんでいる自分しかいない世界。
そんな夢の国が、私は好きだ。





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