20230125 雪の祭、雪の神様
24日、25日と大寒波による雪に全国的にみまわれましたが皆様がお住いのところではどのようでしたでしょうか?
昨日今日と雪に接することが多かったので、こうして祭心理学のNOTEを書く時にも「何か雪に関連すること考えられないかな?」と考えて思いついたのが「雪の祭りや雪の神様っているのかな?」ということでした。
火や風、太陽や月や雨や雷は神格化されてそれにちなむ祭がありますが、雪って神格化されたり祭ってあったかなあ?と。
雪の祭というと「さっぽろ雪まつり」がまず最初に思い出されますがそれは神様関係のないイベント系の祭だよなあと。そして、雪の神格化…雪女とか雪男とかがイメージされましたが、神様ではないなあと。
ということで「雪 祭」で検索してみると、「雪祭」としては長野県下伊那郡阿南町の伊豆神社の祭が存在するようです。しかし、その名称も折口信夫による命名とのことなので、その事実をもって逆に「雪祭ではない」といえてしまう気がします。
次に雪の神格化ですが、さっと調べてみても知恵袋での回答がみつかったくらいで、淤加美神や闇龗神や高龗神が相当するようです。
しかし、それらは「龍」を意味していて、水や雨といっしょに雪も含むといった感じのようなので「雪に特化した神様」というのは日本にはあまり存在しないのかな?と。
まあ、水や雨が直接米作りなどの農耕や治水などに関連するとすれば、雪に関しては農耕などができない冬に降るものであり、かつ積もったものは邪魔者として屋根から降ろしたりまとめて捨てたりしないといけないものだから、雪そのものを神様としてみることはあまりなかったのかもしれません。そしてだからこそ冬には火の祭りが多いのだろうなあと。
で、そう来ると「夏の氷室」などは神様扱いされたのでは?と思って調べてみると…少なくとも奈良と神戸に氷室神社があるようです。
しかも神戸の氷室神社は訪問しておりました。
今日は雪のため出勤できず自宅での作業のためこれ以上できませんが、また兵庫の氷室神社については別項で書いてみたいなあと思いました。そして奈良の氷室神社にも行ってみたい…。
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