20240907 連続するものに対する恐怖・畏敬
日本心理学会のポスター会場にいくと,ポスターが貼られていないボードが何枚も並んでいました。
ボードの足元にはポスターを貼るための画びょうが入った紙コップが置かれているのですが,なんだかお墓に水を備えるコップのように見えてなんだか物悲しいもののように思えました。
で,もっと思ったのが,そうしたボードがずらっと横に並ぶことでなんというか「圧倒的な物悲しさ」みたいなものを感じたのですがこれは何か心理学的なメカニズムがあるのかなあと。
ぶつぶつなどがいっぱいあると気持ち悪くなるのはトライポフォビアというのはわかるのですが,これは「集合体」に関する恐怖のようですね。
【書誌情報】
横井健司・福本敢一・林 基嗣 2021 トライポフォビア画像における空間特性の再検討. VISION, 33(3), 139 – 144.
そういう意味では,「集合体」ではなく「連続体」への恐怖の研究もありそうだなあと。今日はもう時間ないので書けませんがまた調べてみたいと思います。