20230526 我ガ仮説 肯定サレリ
昨日,自分の持っている「新たにつくられた祭は,継続していく中で真正性(authenticity)を高める目的で,古い由来を求めたり神事を導入することが多い」という仮説に従わない祭の研究があったことを書きました。
そして,今日は「小正月のどんと焼きや左義長やほうげんきょうなどの火祭は子どもが主役になったり子どもが作ったりすることが多い」という仮説を確かめるべく以下の論文を読んでおりました。
菊地和博 (2014) 小正月火祭り行事の比較考察 : 燃え盛る炎に人々は何を託したか 東北文教大学・東北文教大学短期大学部紀要, 4, 45 – 57.
そして前半でいきなり以下のような面白い記述をみつけて「超子どもが主役!大人を釣るとは!」とうはうはしておりました。
しかし,その後東北を中心に各地の火祭が紹介されるのですが子どもの記述はあまりない…あったのは次の1か所だけでした。
なので,数十紹介されている火祭のなかで2つしか例がないのであれば,私の仮説は否定されてしまうなあ…昨日に続きなんてこった。・゜・(つД`)・゜・。と悲しんでいると見つけたのが以下の記述でした。
これは私の仮説と一緒のことなので,今後この論文を引用できるなあと。この論文にはその理由や論拠となる資料などは紹介されていませんでしたが,ここでこんな感じで書かれているということはどこかに記述してある資料があるのだろうなあと思うのでまた探してみたいと思います。
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