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20240822 学会発表を立て看でする

 日本心理学会の学会大会のデジタルポスター提出締め切りが明日(2024年8月23日17時)です。
 研究内容が心もとないので苦肉の策でポスターのデザインを工夫して羊頭狗肉してみようと思っていろいろと案を練ります。和風のデザインが好きなので和風っぽいのがいいよな…と考えて最初に思いついたのが「高札」。神社などで断り書きなどを書いてあることが多いあの形のものですね。

 この写真は結構貴重といえる写真と思いますがどう貴重か分かる方はいるかなあと。
 
 まあでもこれを学会のポスターでしようとすると板の部分を大きくしないといけないので「高札」であると気づかれにくいわりに変なデザインであることはバレバレになるのでちょっとやめておこうとなりました。

 では…もっと縦長の四角のもので何かないか…と思ってハタと思いついたのが「大学構内の立て看」でした。あれならフォントや色遣いなどをそれらしくすれば縦長のポスターにそのまま生かせる…。
 
 思いついたときは「名案!これで優秀発表賞は欲しいまま!」と思ってさっそく日本の立て看の権威である京都大学の立て看をもとに立て看のデザインの基礎を学ぶことにしました!

 
 んがしかし…京大の立て看は基本的には「ネタで勝負」の大喜利系のものが多く,それ自体はすごく楽しいからこれだけ注目を受けているのだと思いますが,別にデザイン的な共通点があるわけではないので参考にはあまりなりませんでした。
 
 ということで立て看板のデザインについて研究したものがないかを探すためにCiNiiで「立て看」で検索すると…43件!意外と多い!
 まあでもその多くは「野立て看板」という宣伝用のものに関するもので大学の立て看に関するものはほぼありませんでしたが田中康夫氏が京大の立て看について書いたものがありました。
 
田中康夫 2018 田中康夫の新ニッポン論(59)立て看こそ京都の「景観」. Verdad, 24(6), 27.

 おそらく商業雑誌の記事なので本文は読めませんでした。
 
 まあでも今冷静になって考えたら,こうしたネタ系のデザインのポスターを作成してウケてもらえるのは,学会で有名で実力のある大御所がされてこそであり,私のような無名で高齢のおっさんが内容もつまらない発表でデザインでウケを狙っても絶対に気の毒そうな目で逃げるように前を通り抜けられるだけなのですよね。・゜・(つД`)・゜・。
 
 ていうかポスターのデザインなんて研究面では何の生産性もないことを考えていたらもう帰宅時間になってしまいました…結局明日あたりさわりのないデザインで作成するだけになりそうです。

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