20241127 子どもには習い事よりパソコンを!
最近の大学生をみていると,スマホネイティブでスマホはすごく使いこなせますが,パソコンをあまりつかえない学生が増えたような気がします。
小中高でプレゼンテーションをする機会が増えてパワーポイントは上手に使える人は多いのですが,今年初めて「WORD使ったことがありません」という学生がいてびっくりしました。
おそらく,高校生になるとほぼ全員が自分用のスマホを持たせてもらえると思うのですが,自分専用のパソコンをもたせてもらえる高校生は少ないのだろうな…と思って調べてみると以下の記事がみつかりました。
【書誌情報】
鈴木朋子 2022 第88回 Z世代のパソコン利用は増えたのか?. 日経パソコン(2022年3月28日号).
引用された2つの調査を元にすると高校生での自分専用パソコン保有率は3割以下なのだろうなあと。
なんとなくですが大学で良い成績をとったり,就活で良い就職先に内定もらえたり,就職後に職場で出世できるかなどには「パソコンを使いこなせる能力」が有効に働くと思うのですが,あまりその重要性が認知されていないからなのでしょうかねこの高校生の所有率の低さは。
まあ,ゲームで遊んだり,Hな動画などをみたり,ネットで変なつながりみつけたりなどを恐れるのは分かるのですが,基本的にスマホがあればそういうネットの負の世界へのつながりはパソコン同様にできてしまうので,個別パソコンを持たせない理由にはあまりならないと思うのですがどうなのでしょうかね。
このあたり,「小中高の段階でパソコンを欲しがる割合が3割程度だから所有も3割程度」なのか「もっと多くの小中高生が専用パソコンを欲しがるが親の意向で持たせてもらえない」のどちらなのかなあと。
まあでも興味のない子にパソコンを買い与えるだけだとただの箱になったりスマホと同じ使い方しかできなくなってしまうだけだと思いますので,楽器やスポーツなどの習い事をするように,小さいころからパソコンのならいごとをさせるしかないのかもしれませんね……。