20240503 神戸だんじりの歴史と神戸製鋼所
5月3日~5日にかけて神戸の東灘区や灘区でだんじりが行われますね。
私は一応その周辺で生まれたのですが幼いうちに引っ越したのでだんじりの記憶はありません。
でも,両親はそこで暮らしていたわけなので,もしかしたら参加したのかなあ?と思って以前聞いたのですが,参加したこともなく存在自体をほぼ知らなかったようです。
そこで神戸のだんじりの歴史を調べてみると神戸市東灘区の公式ページでまとめられていましたので該当部分を引用させていただきます。
これをみると,1965年くらいに一度中断し,10年後の1975年くらいから復活し出したけれど本格的に復活したのは1980年くらいからになるのだなあと。
おそらく親はだんじりの中断期に住み始めて,少し復活したころに東灘を去ったことになるので「だんじりに触れていない」のは事実なのだなあと。
ある意味たった十数年の中断の時期に住むと,その祭に対するイメージがなくなるというのは,なんというか祭と人も一期一会だなあと。
あと,先日より興味を持ちだした「神戸の企業と祭との関係」ですが,東灘だんじり会のHPを確認したところ,協賛企業についての記載はありませんでした。
https://www.uhara-danjiri.jp/
で,東灘や灘区にある一番大きな企業であろう神戸製鋼所となんか関係があるかを探るために「神戸製鋼 だんじり」で検索してみると…神戸新聞の以下の記事位しかみあたりませんでした。
【書誌情報】
神戸新聞社 2019 神戸わが町レポート 【東灘区】ふれあいの場・夏祭り.
「空区」って素敵な名前だなとおもいましたが,神戸製鋼とだんじりの関係は見当らず,八月後半にある夏祭で神戸製鋼の寮との合同での夏祭りがあったが神鋼寮がなくなってからは夏祭り自体も22年間途切れていたようです。
おそらくですが神戸製鋼所の向上は灘区にあってもその従業員は工場の周辺に住めずにもっと離れたところに住んでいただろうから,神戸製鋼所と灘区の住民のつながりもあまりなく,そのため祭との関係もさほどなかったのかなあと。
このあたりの関係を学問的に検討する方法を専門が心理だからわからないのが残念…。