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意外と採用面談の際に見ている人が増えてきているので、少しづつNoteを再開していこうと思う。
地方のビジネスは大きくのばせてはいないのだが、プライベートでは最近よく地方に伺っている。
昔は旅行に行っても自分の本質は変わらず、逃避だと考えていた時期もあったが、最近は移動距離が創造性を生むという実感がある。
案外我々のビジネスの本質は、旅をリーズナブルとし、人々の移動を活発化させ、人類のイマジネーションを最大化することなのかもしれない。
今回は岩国から入り厳島神社を訪れ、広島を通って日帰りするという強行軍である。(ホテルは高すぎる)
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雨の中の厳島
さすがは世界遺産、雨の中でもインバウンドがザクザクいる。観光投資が徹底的にされており島へのフェリーの往復がえげつない。
インバウンドに合わせ、観光施設のリノベも進んでおり本気で儲けにきている人たちがちゃんといる。
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島であること、島にわざわざ参拝に来てもらわなければ文化が滅んでしまうという前提こそが絶えず観光名所としてのアップデートがなされ続ける背景なのかと感じた。
広島
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広島に住んでいた人から聞いた話では、昔はそんなインバウンドがいたわけでは無いらしく、徐々に増え続けウクライナ戦争をきっかけにより多くなったと言う話だった。
確かに、統計データもそのような形を指し示している。
それにしても雨の中でも原爆ドームに訪れるインバウンドの多さ、これには感涙してしまった。
主要な建物には原爆後の写真が掲示され、そこからの復興の歴史が刻まれる。
そしてその原爆を落としたアメリカから来た人に小学生が英語で淡々と事実と平和を伝える街。
人類の強さの証明、それこそが広島である。
まとめ
短時間に2箇所の世界遺産を回って思ったのは
“世界遺産というものを正直舐めていた”ということだ。
時間があるときに、世界遺産に選定されるまでのプロセスをきちんと調べてみたい。