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在宅勤務が案外しんどかった!

昨今の流行り病の影響で、少し前から在宅勤務になってしまった。

地方ということもあり、流行り病の影響が出ていないうちの判断だったため、話が来た時は「うちの会社も時流に乗ってる!社長、英断!」とお気楽だった。私の周りには自宅で仕事をしている人が何人かいて、好奇心から自分も一度体験してみたかったのだ。

会社支給のスマホ、タブレット、手帳やノート類を持ち出してスタート。いつもと変わらないように出来る事もあるが、タブレットだと出来ない事もあり、やっている事はいつもより少ない。メール作成1つも、デスクトップパソコンを操作するほど早くタイピングが出来ず、地味に時間が掛かる。姿が見えないから、と解りやすい成果報告を求めて動く。・・・仕事量で言えば通常出勤より出来ていない筈なのに、1日が終わればぐったりであった。

家だと気が散るのかと、自分なりに仕事がしやすいように、壁に向かって作業をしたり、椅子に低反発クッションを置いたり、電話する時以外は小さくピアノクラッシックを流した。けれども、なんだか調子が良くない。一体何なのだこれは。

そんな中、今日、どうしても社内でないと出来ない業務があり、出社した。そもそも会社が徒歩圏内という事もあり、私に通勤での感染リスクは少ない。

社内は自分以外にもぽつぽつ出社している人がいた。「おはようございます。来ていたんですね~」と軽く言葉を交わして自らの仕事に取り掛かる。パソコンのキーボードを叩き、客先へ電話を掛ける。時々近くの人とちょっとした雑談を交わす。いつもより活気はないが、ごく普通の、ごく当たり前の職場の風景。けれど、家で仕事をするより自分の気持ちが明るく、軽やかなのを感じた。在宅勤務=人と会わなくて楽、というイメージだったが、意外にも私は人の中で仕事をするのが好きだったんだなと知った。

いつも通り、会社に行ける日常に早く戻って欲しい。

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茉莉
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