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大学で子どもについて学ぶということ

こんにちは。今回は私が大学で学んでいることについてお話しします。
少し長くなるかなと思いますが、大学で子どもについて学びたいと考えている方の力になれればいいなと思います。


・はじめに

私は児童学科という子どもについて学ぶ学科に在籍しています。
こう話すと、「じゃあ、将来は保育士さん?」「保育学生ってこと?」と言われるので、私は毎回返事に困っています。なぜなら、私は保育士の資格を学校で取ることはしていませんし、一般企業への就職を考えているからです。もちろん、人によっては保育園に就職しますし、保育士の資格を学校で取る場合は実習にも行きます。しかし、児童とついていても、選択肢が現場しかないわけではない、というのを知ってほしいと思っています。

・児童学科ってなに?

簡単にまとめると、子どもについて多角的に学ぶ学科です。
発達、心理、運動、文化など、様々な分野があります。子どもという存在を見るには、多くの視点が必要です。すべての視点から考えて初めて、子どもの姿が見えてきます。(子どもによって個人差はあります。)
理論と実践を繰り返し、学びを深めていきます。基本的な座学もあれば、模擬保育やフィールドワークもあるということです。

・学科の雰囲気

子どもについて学ぶということもあり、全体的に明るく優しく、話すのが上手な子が多い、という印象です。あくまで主観ですが・・・。
私のように人前で何かをすることが苦手だったりしても全然やっていけます。先生たちも学生に対して園の子どもたちと同じような接し方をしてくれるので。同じ大学の中でも、学科によって在籍している人たちの雰囲気が変わることも多いので、自分にとっては良い環境を選べたなと感じています。

・実際に在籍してみて

人前で何かをやるのが苦手でもやっていける、と書きましたが、正直人前に出る機会は多いです。他の学生たちと先生の前でピアノを弾いたり、歌ったり、絵本の読み聞かせをしたり・・・なんてことが沢山あります。でも必ず慣れます。私も慣れました。場数を踏んでいけばそのうち勝手に恥とプライドが捨てられに行くようになります。今では、社会に出る練習になってるといいな〜くらいに思っています。

・私の好きな分野

いろいろなことを学んでいる中で私が好きなのは、児童文化です。特に文学エンターテイメント。絵本やYA文学といった児童文学、そしてアニメや映画、演劇などエンタメは、私の興味を惹きつけて離さないものでした。作品から読み取れる作者や時代の持つ子ども観を現代の視点で読み解いたり、作品の映画化や舞台化で見られる原作との違いを解釈・考察することは何よりも楽しいと感じています。所属しているゼミでは、これらについて学んでいる最中です。

・おわりに

私が大学で子どもについて学ぶ中で一番思っているのは、「子どもは奥が深い!」ということです。簡単でわかりやすいように見えて、実は分かりづらいのが子どもなんだなぁ、と思います。
私たち大人が予想もできないことを彼らはいくらでもやってのけます。しかし、その予想できない言動こそが、子どもを子ども足らしめているのであり、自由であることの象徴なのだと考えています。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事で会えたら嬉しいです。

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