カロリーとはカロリーはエネルギーの単位であり、1kcalとは、1kgの水の温度を14.5度から15.5度まで上げるのに必要な熱量(エネルギー)のことです。 栄養素に含まれるエネルギー食品に含まれる栄養素のうち、糖質、脂質、たんぱく質はエネルギーを持ち、これらを熱量素と言います。 これらの「生体利用エネルギー量」は、 糖質 4kcal 脂質 9kcal たんぱく質 4kcal となります。(アウトウォーター係数) 人に必要なエネルギー人の身体の中で消費されるエネルギー
糖質、脂質、たんぱく質はそれぞれ 糖質糖質は主にエネルギー源として利用されます。過剰に摂取した糖質は筋肉や肝臓、または体脂肪として貯蔵されます。 糖質の貯蔵 小腸から吸収された単糖類は肝臓へ運ばれます。この際、フルクトースとガラクトースはグルコース に変換されます。 これらは、 ①肝臓にグリコーゲンとして貯蔵 ②血中に出て全身に運ばれ、エネルギー源になる この様な働きをします。 血中のグルコース(血糖値)が増えると、膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンは血糖
消化とは食べ物に含まれる栄養素を、身体で吸収できる形に分解すること。(高分子化合物を低分子化合物にする) 消化器とは食べ物の消化、吸収、排泄を行う機関のことを言います。消化器は口から肛門まで繋がる消化管と消化液を分泌する消化腺に別れます。 口 口(口腔)には、舌や歯、唾液腺があります。舌には味を感じる味蕾という突起があります。食べ物の消化は胃で行うと思われがちですが、実は口からすでに消化が始まっています。 口では、歯を使い食べ物を小さく噛み砕き、食べ物の表面積を増やし
栄養素とは人が生きていくために必要な食物の中の成分を「栄養素」と言います。生命活動を維持するため、人は食事によって口から食べ物を取り込みす。取り込まれた食べ物は胃で消化され、食べ物に含まれる栄養素は腸などから吸収されます。 五大栄養素と三大栄養素食品に含まれる栄養素のうち、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを「五大栄養素」と呼びます。このうち、糖質、脂質、たんぱく質を「三大栄養素」と言います。 栄養素の体内での働き五大栄養素は体内での働きから3つに分類することがで