南部鉄器の鉄男です
【約2分で読める記事〜約1700文字】
こんにちは。
雑誌のようなnote目指してます。
さて、今回は先日我が家に迎えた南部鉄器(命名:鉄男)について、ご紹介します。
南部鉄器の特徴
名前にある通りの鉄製の鋳物の鉄瓶です。
主な特徴は、
・鉄製なので重い
・鉄製なので火にかけると熱くなる
(持ち手や蓋の火傷に注意)
・お湯が早く沸く
・お湯に鉄分やミネラルが溶け出す
・錆びる
こんな感じです。
買ってみた感想
私が気になりつつも購入を躊躇していたのは、重さの問題です。
重い調理器具は出し入れが面倒になり使わなくなる。という先入観から、控えておりました。
しかし、今回、1.2ℓサイズの南部鉄器を購入してみて、想定していたよりは、重くない。ずっしりとした重さはあるけど、普段使いしても大丈夫な範囲の重さでした。
我が家の体重計の測定で、1.5kg。
南部鉄器の種類
購入時に注意する点として種類の多さがあります。用途に応じて種類を間違えないようにしましょう。
主な種類
・急須から、やかんまで豊富なサイズ展開
・直火のみ、IH対応のみ、直火&IH、の3種類
・内側は、ホーロー加工、漆、そのまま、の3種類
・色の展開もあり
・極端に安い商品は、外国製や南部鉄器風なので注意
選ぶ時に注意する点
使用の用途によって、選ぶタイプが変わってくると思います。
大きさは勿論ですが、直火かIHかは、大切なので間違えないように注意しましょう。
我が家はガス式コンロなので、直火が必須。その上で、将来引っ越しもあるのでIH対応も可能なタイプにしました。
鉄瓶の内側がホーロー加工の物も多く、こちらは錆びないのでお手入れが簡単です。但し、鉄分は溶け出しません。
我が家は鉄分補給したかったのでホーロー加工は避けて、漆加工の物にしました。
ツル(持ち手)は倒れません。
要注意なのが、南部鉄器風のなんちゃって商品です。余り安過ぎると偽物なので気を付けてください。見た目だけで鋳物ではありません。
お手入れの注意
鉄瓶はお手入れが大変そうなイメージですが、使い始めが手間ですが、普段使うには苦にならない感じでした。
主な使い方とお手入れ(漆加工の場合)
・購入時に最初に使う時、お湯を沸かして捨てる✖️3回
・お湯を沸かす時、8分目まで水を入れる
・お湯を沸かす時、蓋は少しずらす
・お湯を沸かした後、中身は空にする
・使用後は、蓋を外して自然乾燥
・中は拭いたり洗ったりしない
・長期間未使用の場合、使い始めは購入時と同じ
初めて使用する時だけは、お湯を沸かして捨てるを3回繰り返す必要がありますが、それからは、お湯を沸かして使い終わった後に、鉄瓶を空にして自然乾燥するだけなので、逆に、洗う手間が無くて便利です。
しかも、本体が熱いので、すぐに乾きます。
使ってみた感想
・ツル(持ち手)も本体も熱くなるので、火傷に注意
・思ったより早くお湯が沸く
・お湯の味が劇的にまろやか
・自然乾燥があっという間
・重いけど絵になるので置いたままでOK
・しまうのは面倒、毎日使えば問題ない
結論、鉄分補給できてお湯の味が劇的に美味しいので、買って良かった!お茶だけでなく、料理や炊飯にも使いたい。
その他、鉄瓶について注意点
※漆加工の場合
使っていくうちに、内側に錆たような赤褐色の斑点が発生する。
この斑点が、鉄分が溶け出すポイント。
合わせて白っぽい湯垢が付き、長く使用できる強い鉄瓶になる。
赤褐色の斑点や湯垢は取り除かない。
沸かしたお湯が赤く濁らない限り、そのまま使用できる。
白い湯垢は鉄瓶にとって最高の状態。数日で湯垢が着く。
我が家はまだ湯垢も斑点も付いてないので、使い込んで早く最強の状態の鉄瓶に育てたいです。鉄男、頑張れ!笑
最後に
鉄分不足になりやすい女性には最適。勿論、男性にも。
美味しい白湯に感動します。
鉄瓶はとにかく熱くなるので、鍋敷きやミトンなど、火傷防止のグッズも一緒に準備しておくと便利です。
我が家は鉄分不足の娘がいるので、1ヶ月後に体調が安定していることを願って、毎日、美味しい麦茶を沸かします。
また1ヶ月後に、南部鉄器生活がもたらした暮らしの変化を報告したいと思います。
ついでに私も痩せますように。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
おしまい
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