本気で相手を想う人のための、実践に特化したコーチング習得プログラム『Coaching NEXT』を開始します。
こんにちは。寺田です。
今日は新たなプログラムを発表します。
経営者・マネジャー・コーチなど、他者を想い、他者を活かす方が対象の"実践に特化"したコーチング習得プログラムです。
『Coaching NEXT』という名称には、「コーチングを活用したその先の未来を掴み取って欲しい」という強い想いを込めました。
なぜ、このプログラムを実施するのか?
昨今、世の中にコーチングが普及し始めたことで、心が豊かになる方が増えてきている実感があります。
さらには、ご自身もコーチとして活躍しようと、コーチングを学び始める人が増えています。私自身、とても嬉しく思っています。さらに広がってコーチング的な関わりが当たり前になる世の中を願っています。
しかし、今のコーチング業界には残酷な現実があります。
◆コーチングにおける現状
その一方で、こんな声もよく聞きます。コーチングを学んだが、
・コーチングで成果や結果につながらない
・コーチングが現場で活かせていない
・本音のゴールに思えないことがある
・メンバーの育て方が分からない
・目標を決めても進まない理由が分からない
・人事配置でどう活かせばいいか分からない
・メンバーのモチベーションや視座が上がらない
など、実践の場での課題が絶えないのが現状です。
他者の為を想い、自ら自己研鑽をしてコーチングを学んだ方が、その効果を発揮できずに悩まれている。この状態にもったいなさともどかしさを感じています。
そんな素敵な方々こそ、他者から感謝されて、お互いがwin-winになる状態になって欲しい。そんな願いが根底にあります。
そもそもなぜこのような現状があるのかと考えると、そこにはコーチングの落とし穴がありました。
◆コーチングの落とし穴
その落とし穴は大きく分けて二つに分類されます。
①コーチングや人の原理を理解できていないから
②コーチングのみでは不十分だから
こんなことを書くと、コーチの方々からブーイングを受けそうですね。笑
①については知識不足や経験不足が要因です。今後学びを深めることで解決するかもしれません。問題となるのは、②コーチングのみでは不十分だから です。
考えてみてください。
小学生の息子がプロ野球選手になりたいと言ったとき、親であるあなたはどうしますか。
「どうやったらプロ野球選手になれると思う?」と質問して、子供の主体性に全て任せるでしょうか。
息子からの回答が、「YouTubeを見たらなれると思う!」だったら、そのまま子供の意見を尊重して背中を押すでしょうか。
きっと、子供の判断に全てを一任することはないでしょう。野球のスクールを一緒に探したり、一緒に練習したり、必要な情報を集めたり、経験を積める環境を作ったり、何らかのアドバイスや行動をするのではないでしょうか。
つまり、目標の達成には、コーチングだけなく”その後の支援”も必要になるのです。コーチングで相手の本音のゴールを導き出して背中を押せても、その先の手段があまりにも未知だと、クライアントがゴールへ遠回りしてしまう可能性があります。
そのため、コーチングだけなく”その後の支援”も必要になるのです。
この支援のことをコーチングと呼ぶ訳ではありません。
私が伝えたいのは、「コーチングだけで全て解決する訳ではない」かつ、「コーチングのその先で活かせる環境や成長のサポートも同じくらい重要」であるということです。
当たり前のことですが、この現実に目を向けられないと、実践で活かせるコーチングにはなりにくいです。(もちろん使えない訳ではないですが)
◆ビジネスの現場でさらに顕著になる
ビジネスの現場でも、会社で実力が伴っていない若手社員にコーチングを行っていても、その後の支援が不十分だと、むしろ成長スピードを鈍化させ、成果が出ず、本人の自信を失わせることになりかねません。
これが、本来コーチングを用いて成し遂げたい未来でしょうか。
繰り返しになりますが、特に職場においては、コーチングと併せて環境や成長の支援を行うことでゴールへと近づくのです。その上で決断して頑張るのが最終的には本人であることはコーチングと同じです。
コーチングとビジネス領域の両方を同時に扱うことは、個別課題になりやすくそもそも難易度が高いです。
市場の流れ、社会の価値観の変化、ビジネスモデルの違い、会社の文化の違い、メンバー個人個人の価値観の多様化、利益を出すための組織作り、人材育成、制度づくりなど複合的に扱う必要があるからです。
多くの場合は、組織コーチングや、ビジネス観点からの組織開発(制度設計・人材育成・目標達成など)で外部のサービスを受ける形が多いかと多います。
もちろん、効果は大きいのですが、この複雑性で溢れる世の中では、やはり何かこぼれ落ちてしまうのです。
これからの時代は、複雑なものを同時に扱う能力が必須になるのです。
だからこそ、今回コーチングを学ぶと同時に実践(特に仕事)で活かせるためのコーチング習得プログラム『Coaching NEXT』を開催することに決めました。
『Coaching NEXT』では何を行うのか?
コーチングでなぜ変わらないのか、何をやってはいけないのか、どうすれば前に進めるのかを体型立てて理解し、それを実践の場でどのように活かすことができるのかを、徹底的に学び、実践していく半年間のプログラムです。
このプログラムを通して、経営者・マネジャー・コーチの方が、相手により良い変化を導き、成果が出せる状態に導けるようになります。
半年間のプログラムは次の要素で構成されています。
①コーチング/経営/組織に関する40本以上の講義動画
②毎月1回の全体での講座&ワーク(7月~11月の計5回)
③全3回の他者を活かすコーチングを寺田から1:1で個別に受けて体感する
④全6回の個別MTGにて寺田と1:1で参加者の生の実践テーマを扱う
加えて、期間中のチャットでの個別内容の相談もいつでも可能です。セッション中はもちろん、それ以外の時間も伴走させて頂きます。
カリキュラムの一部を紹介します。
半年間のカリキュラム内容(一部)
<1ヶ月目>
・他者を活かすコーチングとは何かを知る。
・相手が変わるコーチングと、変わらないコーチングを知る。
<2ヶ月目>
・事業、経営にコーチングを導入する際の必須項目を知る。
<3~4ヶ月目>
・価値観、ゴール、障害などコーチングの鍵となる要素を導き出す方法を理解し、体感して習得する。
<5~6ヶ月目>
・コーチングでよくある課題と解決策(12テーマ)
・事例を通して実践で使えるコーチングを身につける。
特に注力するのが『生の実践テーマ』と『個別セッション』です。ここがコーチングスクールとの一番の大きな違いになります。
経営戦略や人事配置に基づくコーチングの活かし方や、業務でどのようにメンバーやクライアントの個性や強みを活かすのか、相手に変化が見られないときに何が起きているかなど、より具体的で実践的なテーマを徹底的に扱います。
講座&ワーク、個別セッションのテーマも、実際に、経営者・マネジャー・コーチの方が直面しているテーマを中心に扱うことで、様々なシーンにおけるの実践でのコーチングの取り入れ方を実践ベースで身に付けることができます。
最後に
コーチングの素晴らしさが広まってきている今だからこそ、コーチングが目に見える成果まで繋がることを社会に伝える必要があります。そして、コーチングを知らない方にもより身近に感じられる存在になってほしいと思います。
その中でも、今現場で活躍されている経営者・マネジャー・コーチの方こそが、実践で活かせるコーチングの活かし方を身に付け、メンバーの個性と才能を活かした形で成果に繋げることが重要です。
そして、メンバーと会社が互いに価値を享受できるチームづくりへ踏み込んでいく必要があるのではないでしょうか。
◼️現在のお申込状況
現在、事前アンケートにご協力頂いた経営者・マネジャー・コーチの方から、既に10名の方から参加希望のお声をいただいております。
『Coaching NEXT』は個別セッションが多いという性質上、回数を確保するためにも限定20名での開催となります。
ご興味のある方は個別で説明会にて詳細・日程・価格などをお伝えさせていただきますので、下記LINE公式アカウントより5月23日(日)までにご連絡ください。(内容を聞いてみたい、少し話してみたいなども歓迎です)
※定員が埋まってしまった場合は、プログラムのご参加はお断りさせて頂くことになりますのでご了承頂けると幸いです。
P.S. コーチの方に向けて
今後Co-Circusは新しい領域を開拓していきます。
このプログラムが開始した後、コーチングと実践を繋ぐ領域(組織・インターン・起業・クラウドファウンディング・教育)を中心に個性と才能を実践で活かす事業づくりをしていきます。
『Coaching NEXT』にご参加頂くコーチの方には、今後Co-Circusが開拓していく領域で共に活動して欲しいという願いがあります。
そのためにも、共通の知識・認識・実力を持っているコーチを求めています。近い理念を持たれているコーチの方には『Coaching NEXT』の内容を実践で使える状態になって頂くためにも、是非ご参加頂きたいと思っております。
Co-Circusと共に、コーチングを通じてより多くの人が自分らしく生きられる社会にしていきましょう。
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【寺田SNS】
Twitter:https://twitter.com/terada_CoCircus
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCt09mWFlfc8pO81U17XeI_g
【合同会社 Co-Circus】
https://www.co-circus.com/
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