絆をはぐくむたいせつな時間
「おや、はっぱの うえに ちっちゃな たまご」
おつきさまが、そらからみて いいました。
みーんなだいすき、”はらぺこあおむし”の一説です。
こどもにせがまれて何度も何度も
読み聞かせをした、私にとっても大切な思い出の絵本。
色彩豊かで、ページをめくるワクワク。
こどもが喜ぶちょっとした仕掛けもポイントです。
あおむしが食べ物を食べるシーンでは
「もぐもぐ」「もぐもぐもぐ」と勝手にセリフを追加して。
こどもも大喜びです。
専門家の間では、読み聞かせの際
「本の通りに読む」
「抑揚はつけない」
といった意見もあるようですが
おやこの読み聞かせでいちばん大切なのはコミュニケーション。
楽しみながらおやこで過ごしたその記憶が、
後々までこどもの心に残り、さまざまな力となるそうです。
この話は改めて。
また、眠る前の読み聞かせを習慣化することは、
睡眠導入にも効果的だそう。
「寝る時間がだんだん遅くなって・・・」と悩んでいる方は
ぜひ毎日の読み聞かせで眠りのスイッチを整えてはいかがでしょう。
今日耳にした、エリック=カールさんの訃報はとても悲しいですが、
彼の残した作品はこれからも、
たくさんの子どもたちを笑顔を届け、心に残り続けることと思います。