テントサウナ一式と満足度が上がるアイテムをプロサウナーが伝授 TRIPSAUNA監修
【テントサウナ本体から満足度がアップし差別化できる備品を全てご紹介】
最近問い合わせが多いので作ってみました。
どこにでも設置でき手軽に持ち運べる”テントサウナ”自宅からキャンプ場、海、川、滝、湖など今では色んな場所で見かけますよね。
しかし、どれを購入すればいいか分からない。
備品は何が必要?などこの記事では**おすすめのテントサウナや満足度がアップし差別化できる備品を全て紹介しています。
“周りと差別化したい”、”満足度を上げたい”と言うサウナ中級者も必見の内容となっています。
【記事監修 TRIP SAUNA 】
九州、中国地方をメインにサウナイベント、ケータリングサービス、サウナツアーを企画している”プロサウナー”
1.テントサウナとは?
特徴
テントサウナはテント内で薪ストーブを焚き、ストーブ上で熱したサウナストーンに水をかけ熱い蒸気を発生させるフィンランド式の”ロウリュ”が楽しめるアイテムです。
キャンプテントのように解体して収納ができるので車で手軽に持ち運び、好きな場所で使用できます。
サイズはマンションのベランダでも使えるコンパクトな1人用からアウトドアイベントでも使える10人以上入れる大型タイプまで用途に合わせて選べます。
また、設営に慣れていない方でも使いやすい「ポール式」や「ポップアップ式」がほとんどで感覚的に設営できるのも魅力です。
透明な窓や天窓がついているので好きな場所で景色を眺めながら友人とリラックスして過ごせるでしょう。
人気の理由
本質的な部分で言うと、日本のストレス社会にマッチしているからだと思います。
忙しいあまり、健康面や精神面、友人、家族と向き合う時間が少なくなりがちだと思います。
テントサウナはそんな問題を解決してくれる遊び道具で自宅やルーフトップはもちろん、川や海など自然と触れ合える場所にも簡単に設置でき男女、年齢問わず友人や家族と楽しめるのは日頃のストレスをリセットしてくれます。
その他にもキャンプ、音楽フェス、ヨガ、スポーツ、食など様々な分野と相性がいい所も人気の要因です。
2.テントサウナの選び方
選び方は大きく分けて3つです。
1.料金
2.人数
3.ケータリング、設置のしやすさ
1.料金
購入する際はストーブ込みのものがおすすめです!
大きさによって変わりますがサウナ内のベンチや備品など、1式揃えるとなると最低7万円以上は必要となってきます。
もちろん、購入せずにDIYで作ることも可能ですが安全性や煙突の大きさもあるのでテント+ストーブ込みで購入するのがおすすめです。
2.人数
選ぶ際は利用用途や使用人数に合わせて選びましょう。
1〜2人 自宅のベランダ
〜4人 家族、友人、自宅の庭に
〜12人 イベントやグループ利用
3.ケータリング
テントサウナを購入する際は、設営が簡単でコンパクトに収納でき持ち運びやすい製品を選ぶのもおすすめです。アウトドアで使用する際はもちろん、自宅のベランダや庭に設置する際も台風や強風の際に手軽にしまえ、コンパクトに収納できれば邪魔になりません。
車で持ち運ぶ方は特に重要視するのがおすすめです!
設置と撤収
設置はキャンプテントと同じでテントにポールを入れる「ポール式」とポールを引くだけの「ポップアップ式」がありこちらは慣れれば女性1人でも60秒ほどで設営できます。
あとは、ペグで固定するだけです。
その後ストーブやイスを設置し薪で火をおこすので設営は1時間以上見積もっておきましょう。
【設置方法】
https://youtu.be/gAcO6aT6SAI
【撤収方法】
https://youtu.be/1WI26_px3I0
おすすめテントサウナ
テントサウナの中ではスチームサウナやアロマが楽しめるよう全てロウリュ対応のもを選び
買ってからすぐに遊べるようセットのものをおすすめしています!
3位 MGC JAPAN TRADE
12カラーバリエーション、セット内容が充実のラインナップが魅力です。
180°or360°パノラマが選べるのでサウナに入りながら景色を楽しみたい方にとてもおすすめです。CLASSYの調査によると2023年に187名を対象に行った調査では人気No.1でした。
360°パノラマ
180°パノラマ
【サイズ】
幅225m×奥行225cm×高さ210cm
【ポップアップ式】
2位 MORZH SKY
マイナス20℃の環境下でもしっかりサウナが楽しめる、断熱性の高い3層構造テント式サウナ。
サウナの本場ロシア製の製品のため、東北・北海道などの寒冷地でも安心して使用できます。
ストーブ、テントを一番コンパクトに収納できるため、どんな車でも楽に持ち運びが可能。
収納スペースに不安がある方におすすめです。
MORZHのテントサウナは・MORZH・MORZHSKY・MORZH MAXの3種類があるが6人以上であればMORZH MAX、それ以下は景色がいいためMORZHSKYがおすすめ。
※設営の際はポールの組み立てから始まるためポップアップ式に比べると手間がかかるため2位
【サイズ】
テント:幅205㎝×奥205㎝×高さ195cm
(設営時)幅70㎝×奥38㎝×高さ25cm(収納時)
ストーブ:幅23.5㎝(拡張時28.5㎝)×奥60㎝×高さ42.5㎝(拡張時57㎝)
【重量】
テント:9kg
ストーブ:17.2kg
【ポール式】
1位 AMBER
圧倒的な蒸気量が最高に心地よいサ室を演出します!
テントの外から直接外気を吸気し広い天板でロウリュもスチームサウナも同時に楽しめます!
ストーブの改良がされ地面が焦げることもありません。
セット内容も充実しており、5つのリングを引っ張るだけで設営が可能。
慣れれば1人でも1分ほどで完成するので、準備が簡単なサウナテントがほしい方にぴったりです。大きめな窓がついているので、外の風景も存分に楽しめるのもポイント!
価格と性能を加味して1位にしました。
【サイズ】
4人用
幅220㎝×奥行220㎝×高さ206㎝(展開時)テント内3.2㎡
【収納時サイズ】
テント:30㎝×30㎝×130㎝ 重量約17㎏
【カラー】ストーングレー
【ポップアップ式】
大人数用はこちら
【MORZH MAX+INTENTストーブ】
MORZH MAXはストーブ2台のため上記2つの購入がおすすめです。
12人用と広いためイベントやウィスキング、アウフグースなどの利用時におすすめです。
【予算がある方はこちらがおすすめ】
MORZH MAXはストーブ2台のため上記2つの購入がおすすめです。
12人用と広いためイベントやウィスキング、アウフグースなどの利用時におすすめです。
【予算がある方はこちらがおすすめ】
1〜2用の自宅サウナはこちら
【1人用自宅サウナ】
【2人用サウナ】
3.備品紹介
最低限必要な備品
テントサウナをする際はテントとストーブの他にもテント内のイスやサウナストーンなど最低限必要となってくるものがあるため紹介していきます。
最低限必要な備品一覧
【サウナ内】
テントサウナ
サウナストーブ
サウナストーン
サウナ内ベンチ
バケツ
柄杓
一酸化炭素チェッカー
防火手袋
防火シート
ガスバーナー、ガス
【外気浴】
インフィニティーチェア
ゴザ
【備品】
テントロープ
ペグ 30センチ 6本
ペグ 20センチ 6本
ペグハンマー
ペグ入れ
手動薪割り機
灰スコップ
灰バケツ
ストーン入れ
最低限これらは必要なのでなければ購入することをおすすめします。
【サウナ内】
テントサウナ、サウナストーブは2で紹介したので省略します。
サウナストーン
サウナストーンがなければロウリュはできません。
また、大きい石より小さい石の方が積みやすく温まりやすいのでこちらがおすすめ。
その辺の石だとサウナ中弾け飛んじゃうので要注意です。
”ストーンガード”で積むのであれば約50kgを目安に。直接連絡くれれば少し安くします(笑)
サウナ内ベンチ
この2つは大体どのサウナ内にも入るのでおすすめ。購入するテントサウナの規格を見て決めましょう。
ロウリュセット
バケツ、柄杓+アロマがあればロウリュできます!
一酸化炭素チェッカー
安全対策をして楽しもう。
・防火手袋
薪足しや撤収の時に必須です。
・防火シート
ストーブによって地面が焦げることもあるので下に引くのがおすすめです。
ガスバーナー、ガス
ホームセンターのでもOKですが、寒い時期や薪が湿気ていると着火にすごく時間がかかるためこちらがおすすめ。
【外気浴】
インフィニティーチェア
サウナのド定番!!
・ゴザ
持ち運びも簡単、ポリ素材なので水洗いOK、地面にフィットするので砂浜、芝生の上でおすすめ
【備品】
テントロープ
テントサウナを固定するのに使います!テントに付属のものは弱いかそもそも付いていない物があるので買うのがおすすめ!
ペグ 30センチ 6本 テントスカート固定用
テントサウナに付属のものは頼りないor最初からついていないため購入必須!
ペグがしっかりしていないとテントが燃えたり飛ばされたり…
ペグ 20センチ 6本 テント補助ロープ固定用
テントロープはこっちで固定しています。
ペグハンマー
ペグを抜く際にすごく便利なのでペグとセットで購入がおすすめ。
ペグ入れ
あると持ち運びや管理に便利。
・手動薪割り機
薪を割るのに圧倒的おすすめ!
灰スコップ
撤収時にストーブに残った灰を取るのに使います!
・灰バケツ
撤収時にストーブに残った灰を入れ鎮火までしてくれます!
ストーン入れ
撤収時にサウナストーンを入れて水につければ水も切れてすぐに撤収できます。
時間がない時はこのままストーブの上におけばストーンを積む必要もなく便利。
※出してから積むのを推奨(笑)
4.満足度の上げ方
近年テントサウナを持つ方が増え、以前のように持っているだけで重宝される特別感がなくなってきましたよね。そこで、プロサウナーが他の方と差別化する道具や、満足度を上げるための方法を伝授していきます。
差別化、満足度を上げれる備品一覧
【サウナ内】
サウナ内上段ベンチ
オリジナルサウナストーン
ストーブガード
ストーンタワーガード
鍋
アロマ
エッセンシャルオイル
防水ライト
BBQ網
拡散き4リットル
【外気浴】
プール
お湯大将用ステンレスジョーロー
シンキングボール
ポンチョ
ハット
USBライト
モバイルバッテリー
プラネタリウム
【備品】
荷物おき
クーラーボックス
ブロアー
バッテリー充電セット
スピーカー
【サウナ内】
サウナ内上段ベンチ
サウナ内では上の方が熱くなるためベンチの高さを上げることでよりサウナを楽しめます。
このテーブルを椅子にすることで大人3人は座れます。
※頑丈ですがあくまで自己責任でお願いします。
オリジナルサウナストーン
オリジナルのロゴやデザインのサウナストーンを作ることで特別感がでます。
リンクはないですがご連絡いただければご紹介致します。
ストーブガード
ストーブの周りに置くことで反射熱を放射して全体を熱し安全対策にもなります。
黒よりシルバーが効果的です。
ストーンタワーガード
サウナストーンをタワーガードに積むことでロウリュの威力が爆上がりです!
鍋
ストーブの上に鍋を置き薬草などを入れ煮出せばそのままロウリュもでき、加湿もできます。
お湯をストーンにかけることでストーブ自体の形状変化も防げます。
アロマ
ロウリュウの際アロマを加える事によりリラックス効果を体感でき嗅覚を刺激できます。
・エッセンシャルオイル
アロマ同様でこちらはいろんな種類の匂いが楽しめアウフギーサーの方におすすめです!
・防水ライト
夜間時は必ずライトが必須になってきます。
こちらは防水タイプで水に沈めても使える優れもの!テント内や水風呂の中に入れておくとエモい空間が作れます!※別途単三電池必要
BBQの網
この網をストーブの中に入れる事で熱による金属疲労を軽減させます。
空気の通り道もできよく燃えるので薪の下に引くことをお勧めします!
蓄圧式噴霧器 4L
サウナの中で噴射させ続けると高湿度なり最高のセッティングになります。
噴霧器でロウリュウする事で石も冷めにくく、また冷たい水やアロマを噴射する事で特別感を演出できます。
【外気浴】
プール
イベント用の大型プールと個人用のケイタリングプールをご紹介!用途に合わせてご利用ください。
【イベント用】
【ケイタリング用】
お湯大将用ステンレスジョーロー
お湯大将とは外気浴中にお湯を全身にかけてもらうサービスです。アーユルヴェーダみたいですごく気持ちいい、、、
鍋の中でお湯を沸かしジョーローに入れ水と割り使って下さい!ステンレスなのでそのまま温めてもOK!
シンキングボール
こちらは外気浴中に使用します。聴覚を刺激されととのいが加速する最強アイテムです!
10㎝以上がおすすめ!
ポンチョ
寒くない時期でもポンチョを着ることで水着で歩きまわらず水が滴る事なくサウナを楽しめます。
また、着替えやタオル代わりにもなるのでとても便利。
【夏用】
嵩張らないためおすすめ
【冬用】
寒い時は厚手が必須
サウナハット
個人的にはAMICAL Schafさんのサウナハットがおすすめ!
USB LEDライト
USBで使用できるのでモバイルバッテリーがあれば電源がない屋外でも使用できるので夜間はめちゃくちゃ重宝しています。
プラネタリウム
サウナ内や外からテントに投影させると幻想的に!!
テントの中でも椅子の下に置いておけば壊れていません。(笑)
※自己責任でお願いします
モバイルバッテリー
こいつが大容量で最強!!スピーカや携帯も充電できます!
【備品】
荷物おき
テントサウナの入り口に置くことで携帯や飲み物など置けます!
入る人から喜ばれます!
クーラーボックス
冷たいドリンクやサウナ中に人間ロウリュ(サウナ内を熱々にし人をストーンに見立て氷水をかける事)する際にどうぞ!
・ブロアー
これで熱波を送ったり撤収時サウナ内の水分を飛ばしたりするのに使ってます!
バッテリー充電セット
そのバッテリーと充電器です!
スピーカー
サウナ中の”音”は場の雰囲気を作ってくれるので良い物を買うのがおすすめです。
これは、360°音が響きテントのイスの下に置いて使ってます。
※自己責任でお願いします。
【その他】
炭酸水
氷
ビヒタ
オリジナルステッカー
熱波タオル
水着
タオル
サウナブームによりテントサウナに関心を持つ方が増えているのでサウナ好きの友人や家族に満足度が上がる備品をプレゼントするととても喜ばれると思います。
ぜひサウナをギフトとしての選択肢に入れてみてください。
5.注意事項
テントサウナは火を扱うため、使い方を間違うと大変危険です。
使い方や設置場所など注意点をよく守り、事故やトラブルなく楽しみましょう。
【注意事項】
持ち込む際は許可された場所かどうかの確認
フラットで安全な場所か確認
火事や一酸化炭素中毒のリスク管理
ルールやマナーを守る
その辺に転がっている石を使いロウリュしない(爆ぜたり有害物質を発する危険性がある)
風、雨、潮の満ち引きに注意する
6.まとめ
今回の記事ではテントサウナの選び方、必要最低限な備品、満足度を上げるグッズをメインに書きました。
サウナは今後日本のカルチャーになっていき、”一家に一台myサウナ”の時代が来ると思うので
ぜひ参考にしてみてください。
逐次、記事の更新もしていこうと思うので保存して見ていただけると嬉しいです。