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チーム解散。

今日はものすごくふつうの日記を書こうと思う。


チームの節目であり、終わりでもある日

今年度いっぱいで、会社の、私のチームは解散する。いや、先ほど解散した。



もちろん解散するからといって、これまでやっていたサービスが閉鎖するわけではなく、新たな体制ではじまる。

私は引き継ぎも兼ねて、それに2、3ヶ月関わりながら、新部署で新たなサービスの運営を始める。

社内で二足のわらじ…みたいな感じ。
出勤する場所もちょっと違うから、月曜日はこっちで火曜はあっち、と、なかなか忙しい。


という「これからのこと」は一旦置いておこう。


つまり、今までのチームの人たちが、新たな体制に入るべき準備をするために、どんどん分散していくようすを目の当たりした。

自分のデスクの島から、ひとり消え、もうひとり消え…と先週あたりからジワジワ来ていたが、今日本当に私だけになった。


新たな体制のチームにがっつり関わる人は、もう別の場所に荷物を移してしまった。

他の部署に、単純に異動になった人もそそくさと荷物を移動させていた。

8〜10人が作業できる大きなテーブルに、私ひとり。



帰るみんなをエレベーターまで見送って、いよいよ自分の荷物も片付けだ。

正直荷物そんなに置いてないから10分くらいで終わった。


ありがとうの気持ちを込めて

私の荷物さえないテーブル。誰も座っていないイス。がらんとした空間。

ものすごく不思議だった。
これから始まるんだけど、でもなんか終わったと感じた。


最後はその大きなテーブルを「今までありがとう」って心の中で言いながら拭いた。

もうフロア全体の人もまばらだ。

やっぱりちょっと名残惜しいな。


大きいと思ったテーブルも、意外と早く拭き終わるなぁ。
隙間に溜まってるホコリも、意外とすぐきれいになるなぁ。



コートをゆっくり着て、カバンを持つ。

もう帰れる。


忘れ物なんてないのに、テーブルの下を覗いてみてみたりもした。



私がタイムカードを切るときに「お疲れ様」って言う人もいないし、「最後だから」とエレベーターまで見送ってくれる人もいない。


ひとりでタイムカードを切って、颯爽とエレベーターに乗る。


本当にあのチームが終わった。

これから始まることもすっごくワクワクするんだけど、でもやはりなんとも言えない寂しさを感じた。




ありがとうございました。

そして力不足なところも多くてごめんなさい。

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松本紋芽
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