自分を褒めてくれる人はいるけど、逆にあなたは誰かを褒めてるのかな?
4月から部署異動をして、新たなジャンルに挑戦している。
基本的に「こんな私が活躍できる場所なんてあるのだろうか」とビクビク怯えているので、いつもなんだか不安だ。
でも、知ったかぶりはよくないから、わからないことは正直に「わからない」と言うし、おすすめの資料やメディアを教えてもらっては勉強している。
先日、サイト改善のプロジェクトの中で、新しいサイトマップを作ることになった。
正直最初は、サイトマップが何なのかもよくわからなかったし、サイトがどういう構造になっているのかもわからなかったから、バズ部やferretの記事を参考にして知識を増やした。
あとは、世間的に良いとされているサイトと、自分的に調べてなんだか良いサイトだと思った所のサイトマップを起こしてみた。
すると、構造が少しだけわかってきて、一般的なフォーマットが見えてくる。
見よう見まねで作りながら、いろんな立場の人たちから吸い上げた要望にも沿うようにサイトマップを組んだ。
上司に見せると、なかなか好感触だった。嬉しい。
「いいじゃないですか!」
「だいぶすっきりして、見やすくなったよ」
会議の後、会議室から自席まで歩きながらも色々褒めてくれる。
他の視点もほしかったので、エンジニアの人にも見せて、何かアドバイスがないか聞いてみた。
「僕が思っていたよりもよく作られていてびっくりしました、すごいですね」
「なんか色々言おうと思っていたけど、この資料見ている感じだと…勝手に松本さん進めてくれそうですね」
などと言ってくれた。
こんないい言葉をいただけるなんて。
今日はとってもいい日だと思った。家に帰ってもちょっと思い出して、いい気分に浸っていた。
でも、時間が経つにつれて
「じゃあ私は、誰かに感謝の言葉を伝えたり、素直に褒めたりしているのかな」と思うようになった。
というか、誰も褒めていなくて誰にも感謝の言葉を伝えていないという事実に気づいてしまった。と言った方が正しい。
心の中では私と関わってくれる人にとってもとっても感謝しているのに、口下手すぎて伝えていない。
褒められた自分は、褒められるに値しないんじゃないか?
感謝を伝えないと、せっかく私を見てくれている人がいつの間にか遠くに離れていくよね?
などと、どんどんネガティブになってくる。
あなたは、自分の気持ちを伝えていますか。
褒めてないなら褒めよう。
感謝を伝えていないなら伝えよう。
直接的な言葉って苦手だけれど、遠回しにすると相手に伝わりにくい。
相手に響く言葉で届けることが、きっと大事。
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