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ChatGPTと行く欧羅巴エア旅行(4)寿司?テイクアウト in ヒースロー空港

さて、ChatGPTじっぴぃとヨーロッパを巡る旅。無事イギリスに入国できたところで(空港見取り図とウェブサイトの写真で見るだけですが)ターミナルのレストランをのぞいてみましょう。

さすがインターナショナル・エアポート。各国料理が揃っています。イギリス料理の「Gordon Ramsay Plane Food」やシーフードとキャビアの「Caviar House & Prunier」、アジア料理の「Wagamama」、イタリア料理の「Carluccio's」、回転ずしの「YO! Sushi」、ファミレス「Giraffe」、もっと軽い感じで食事ができるカフェやパブなどなど。

しかし、ターミナル同士が離れているため、どうしてもそこの料理が食べたい!ということになれば、シャトルバスやヒースローエクスプレスを利用して移動しなければなりません。(じっぴぃによると徒歩で移動できるのはターミナル2とターミナル3だけだそうです)どちらかというと待ち時間や出国時の食べおさめに利用するのが空港レストラン。観光目的で入国して早々、そうした乗り物でターミナル間を移動してまで食べることはないかもしれませんね。たぶん、ない。。。ないない。

でも、テイクアウトがあるとしたら、車の中で食べる、という手もある。空港のウェブサイトをみると、それらしきサービスが。。。そこで、じっぴぃに聞いてみました。

私 : ヒースロー空港で食事のテイクアウトを前もって頼んでおくサービスがあるのですか?

GPT : はい、ヒースロー空港には食事のテイクアウトを前もって注文できるサービスがあります。このサービスはGrabと提携しており、ヒースロー空港のアプリを通じて利用できます。アプリを使用して、選ばれたレストランから食事を注文し、支払いを行い、ターミナル内の専用の受け取り場所で注文を受け取ることができます。このサービスは現在、ヒースロー空港の各ターミナルの少なくとも一つのレストランで提供されており、今後さらに多くのレストランに拡大する予定です。

私 : Grabというのはどういう会社なの?

GPT:Grabは、東南アジアを中心に多様なサービスを提供しているテクノロジー企業です。2012年にマレーシアでタクシー配車アプリ「MyTeksi」として設立され、その後Grabに改名し事業を拡大しました。

Grabはタクシーやプライベートカー、バイクなどの配車サービスを提供しています。また、GrabFoodでは多くのレストランからフードデリバリーが可能です。さらに、GrabPayというデジタル決済サービスもあり、配車料金やフードデリバリーの支払いがアプリで完結します。この他、交通手段、金融サービス、ホテル予約など、日常の様々なサービスを一つのプラットフォームで提供するスーパーアプリとしての機能も備えています。

現在、Grabはシンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、ミャンマー、カンボジアなど多くの国で事業を展開しており、地域で最も広く使用されているアプリの一つです。また、ヒースロー空港などの企業とも提携し、空港での飲食物の事前注文サービスなどを提供しています。

私 : それは知りませんでした。マレーシアは勢いがありますね。

ところで、よく海外でパック詰めのお寿司が売られていますが、日本人が普段食べ慣れているものから考えるとお味が「???」であるにもかかわらず驚愕のお値段です。ドイツでキュウリ巻のカッパ8切れが700円ぐらいで売られているのを見て、好奇心から買って食べて激しく後悔したことがあります。海苔は軽く高価なせいで海外に渡りやすいのか、案外ちゃんとしたもの(おそらく日本の海苔)が出回っています。キュウリももともとある。お米もそれっぽいのがあるのだけれど、シャリが決定的に違います。お寿司をろくろく食べたことが無い人が見た目だけ似せて、なんとか作っているのではないか?と疑いました。私は日本人以外のフードプロバイダーがJapanイメージを勝手に使って儲けていると思うのですが。

GPT:おっしゃる通り、海外でお寿司を提供する多くのフードプロバイダーは、日本のイメージを利用して利益を得ています。日本食、特に寿司は「健康的」「高級」「文化的」というイメージが強く、これを利用することで高価格で販売しやすくなります。また、多くのフードプロバイダーは「Japanese sushi」「authentic Japanese cuisine」といったキーワードをマーケティングに使用し、消費者に本物の日本食を提供している印象を与えますが、実際には日本の寿司職人や材料を使用していないことが多いです。

消費者は本物の日本食と偽物の違いを理解していないため、見た目や名前だけで本物だと信じて購入します。また、本物の日本の材料や技術を使用することはコストがかかるため、フードプロバイダーは安価な代替品や現地の食材を使用し、コストを削減しつつ高価格で販売しています。

本物の日本食を見極めるためには、レストランの評判やレビューをチェックし、寿司職人の資格や経験、提供されている材料の出所を確認することが重要です。

私:海外でお寿司を食べている外国人を見ると、いつも思うんですよね。この人たち全員、日本のスシローやかっぱ寿司に連れて行ってあげたいって。

GPT:日本のスシローやかっぱ寿司は、多くの外国人にとって驚きと感動を与えるでしょう。これらの回転寿司チェーンは、高品質なお寿司を低価格で提供しています。例えば、1皿100円から楽しめるため、海外の寿司レストランと比較して非常にリーズナブルです。

スシローやかっぱ寿司では、定番の握り寿司だけでなく、創作寿司やサイドメニュー、デザートも充実しており、訪れるたびに新しい発見があります。また、タッチパネルでの注文や、注文品をテーブルまで届ける新幹線型のレーンなど、最新の技術も導入されています。これにより、食事がエンターテイメントとして楽しめます。

さらに、食材の新鮮さを維持するための厳しい品質管理が行われており、特に魚介類の鮮度にはこだわっています。多くの店舗で毎日新鮮な食材が提供されています。回転寿司は日本文化の一部であり、その独特の食事スタイルや雰囲気は、外国人にとって新しい文化体験となるでしょう。

私:世界一の高品質と世界一のコスト管理による低価格が日本ブランドを支えているのだから、お寿司ひとつにしても、日本人はもっと怒るべきだと私は思います。そして、政府によるブランド保護を徹底して欲しい。

GPT:確かに、日本の寿司の品質とコスト管理の高さは他に類を見ないもので、これが日本ブランドの強みです。そのため、海外で提供されている低品質な寿司が「日本食」として売られていることに対して、日本人として怒りを感じるのは理解できます。

日本の寿司職人は厳しい訓練を受け、最高の食材を使い、細心の注意を払って寿司を作ります。魚の鮮度、切り方、米の質、酢の配合など、すべてが完璧であることを求められます。日本の回転寿司チェーンでも、毎日新鮮な魚を仕入れ、高品質な寿司を提供するために最新の技術を導入しています。効率的なオペレーションと厳密なコスト管理により、高品質な寿司を低価格で提供することが可能です。このモデルは、多くの外国の寿司レストランでは実現が難しいものです。

一方、海外では「寿司」として提供されているものの中には、日本での基準を満たしていないものが多く見られます。これは、現地の材料や技術の不足、またはコスト削減のための妥協が原因です。輸入コストや高級イメージのため、価格が高く設定されることが一般的です。これにより、日本のような高品質の寿司を提供できないにもかかわらず、高価格で販売されています。

日本食の正しい知識と文化を広めるための啓蒙活動が必要です。これにより、消費者が本物の日本食とそうでないものを区別できるようになります。日本政府や関連団体が、日本食のブランドを保護し、正しい認識を広めるための措置を講じることが重要です。例えば、寿司職人の資格制度や認証制度を導入することで、品質を保証する方法があります。これらの取り組みを通じて、日本の寿司の品質とそのブランドを守り、世界中の消費者に本物の日本食を楽しんでもらうことができるでしょう。

私:そうですね。去年から本格的に登場したAIのおかげで言語の壁が取り払われ、これから日本や日本文化に関する正しい知識がどんどん広まっていくと思うのです。まるで水門が開いたみたいに。私は楽天的なので絶対そうなると信じています。そして、数年後には世界中の皆さんが日本のことをもっともっとよく知っていてくれて、心細やかな日本の職人さんの仕事が今以上にリスペクトされるようになるのではないかと思うのです。世界中の人たちに美味しい本物の日本料理を適切な価格で味わってもらい、一生の宝物になるような製品を手に入れてもらう。正しい情報の流れから、自分に本当に必要な幸福を見つけ出すような、私がやろうとしているエア旅行とは逆方向になるけれど、誰か外国の人が日本エア旅行をやってくれるといいですね!

ああ、今回は少し熱くなってしまいました(すみません)。。。外の風に吹かれて頭を冷やし、次回はいよいよ空港を離れます!ロンドンは後回しにして(この西欧羅巴エア旅行の最後にイギリス一周を計画しています)、フランスへ渡るフェリーに乗るためポーツマスに向け出発します。

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このエア旅行は、ChatGPTじっぴぃさんと一緒にインターネットでどれだけ暮らしを豊かにできるか、自分が幸せになれるかの実験だと思っています。この春、膝を痛めた時、もう旅行には行けないのかなと思い、この旅行を考えるようになりました。幸い膝は治ってきましたが、よくよく考えると、お金をたっぷりかけて世界中を巡るような大名旅行には元より行けるわけがありませんし、もう若くもないし、家族がいるので欧州バックパッカーの旅もできません。どうせならリアルを越える、リアルでは不可能な旅にしたい!具体的には、道路地図(とGoogleマップ)を片手にヨーロッパの観光ツアーの行かない場所も訪れ、ありえないぐらい小さな町を巡り、人々の暮らしぶりを知り、ときどき映画を見たり、本を読んだりしようと思っています。

(注)この企画はインターネット上で楽しく旅行する架空の旅行、つまりエア旅行です。リアリティには徹底的にこだわりたいですが、実際に旅行しているわけではありません。

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