艦これ✖️三越コラボ 最高すぎるパイプオルガンの演奏とMCが洗練されすぎている件
艦これ✖️三越コラボ
パイプオルガン特別演奏が素晴らしかったので
MCのおじさまのセリフをすべて起こしてみました。
遠方で来られなかった提督の皆さまに少しでも雰囲気を感じて頂ければ
幸いです…。
場所:日本橋三越本店・中央ホール
時間・16時〜
MC
「本日もようこそ、日本橋三越本店にご来店を賜りまして
まことにありがとうございます。
ただ今より開演いたします。
艦隊これくしょん、艦これ、パイプオルガン特別演奏は…
新作テレビアニメ「艦これーいつかあの海でー」
主題歌「時雨(しぐれ)」
そして同エンディングテーマ「未来(いま)」
原作・艦これより「佐世保の時雨」
以上3曲をお届けする趣向となっております。
まずは先陣といたしまして「時雨」をお届けいたします。
演奏いたします、
この三越のパイプオルガンは「シアターオルガン」と申します。
元々は無声映画の伴奏用として作られました。
アナログの極致ともいうべき、
このパイプオルガンで演奏することは
テレビアニメーションやCDの楽曲を
〝そのまま再現〟とはなりません。
ですが、作品の持つ新たな世界、
イメージの広がりを感じていただけるかと存じます。
それでは「時雨」、どうぞお聴きください」
※パイプオルガンによる「時雨」
※階段、2階を埋め尽くした提督から大拍手。
MC
「ありがとうございました。
時雨、お届けいたしました。
演奏を近くで ご覧になるようでしたら、
どうぞ正面の階段を上がっていただきまして、
2階へ続く階段部分、ご利用いただいて結構でございます。
実は三越のパイプオルガンのパイプは、
このバルコニーの両側、
カーテンの裏側の部屋に852本、装備されております。
お客様からよく
「パイプオルガンのパイプは一体どこにありますか?」
という、おたずねを頂戴いたしますが、
このカーテンの裏側にございます。
したがって、この2階へ続く、階段部分…。
まさにパイプからの直接の音の圧力
〝音圧(おんあつ)〟を体感いただける場所でもあります。
よろしければ、ぜひ生の音を近くで体感されてください。
右と左、音が違います。
演奏中のご移動も結構でございます。
さて続いては、
「艦これーいつかあの海でー」エンディングテーマ
「未来(いま)」を、お届けいたします。
このシアターオルガンは、
さまざまなジャンルの曲を演奏することができます。
先ほどのようなバラードの楽曲、
そして次に演奏するアップテンポなこの曲も
パイプオルガンの内蔵するトランペットの音を使うと、
このように響きます。
エンディングテーマ「未来(いま)」
ぜひ、ご体感いただければ幸いです。
※パイプオルガンによる「未来(いま)」
※階段、2階を埋め尽くした提督から割れんばかりの拍手。
MC
「ありがとうございました。
「未来(いま)」お送りいたしました。
さて、いよいよ最後の曲となります。
お名残惜しいとは存じますが、
日夜、作戦任務に精励(せいれい)されている
提督の皆さまに、この演奏会を思い出す縁(よすが)にと、
この曲をお聴きいただきます。
お届けする曲は
「呉の雪風、佐世保の時雨」との言葉がございますが、
その「佐世保の時雨」をお届けいたします。
演奏する、このシアターオルガンは打楽器の音も出すことができます。
鉄琴のようなキラキラとした音を使って、
同じメロディに変化をつけています。
これは手元のレバーで音を切り替えています。
手元で簡単に音の切り替えができるのも、
シアターオルガンの特徴の一つでございます。
「佐世保の時雨」それではお聴きください…。
※パイプオルガンによる「佐世保の時雨」
Bメロにキラキラとした鉄琴の音が加わっていく…。
※階段、2階を埋め尽くした提督から万雷の拍手。
「ありがとうございました。
佐世保の時雨、お届けいたしました。
三越のパイプオルガン演奏は、
西村 真紀(にしむら まき)さん!
もう一度、大きな拍手をお願いいたします!」
※一際大きな拍手が吹き抜けのホールを包む…。
MC
「ありがとうございました…。
本日、艦隊これくしょん、艦これ、
パイプオルガン特別演奏にてお届けいたしました曲、
改めてご案内いたします。
曲は…。
新作アニメーション
「艦これーいつかあの海でー」主題歌・「時雨(しぐれ)」
同エンディングテーマ「未来(いま)」
そして、ただいまお聴きいただきました「佐世保の時雨」
以上、3曲でございました。
なお、パイプオルガンの通常演奏は、
修理のため演奏を中止する本日は
このあと午後5時を予定しております。
演奏の詳細は三越のHP、公式Twitter、
そしてこちら中央ホール入り口にございます
大型モニターにて、ご覧いただけます。
艦隊これくしょん、艦これ、
パイプオルガン特別演奏、いかがでしたでしょうか?
くしくもこの後、午後5時の回の演奏後に、
90年近い歴史を持つこのパイプオルガンは
修理のため、ドックに入ります。
(さざめくような笑いが起こる) ※船を修理する場所をドックと呼ぶ
その前にこのパイプオルガンで、
艦隊これくしょんの名曲を演奏できたことは大変光栄なことであり、
また多くの提督にご参集(さんしゅう)いただけましたこと、
この取り組みに関わった多くのスタッフの思いを込めて、
心より感謝申し上げます。
修理が開けたこの秋以降、
またいつの日か、お耳にかかりたいと存じます。
本日はありがとうございました!」
※鳴り止まぬ拍手…。
2023年秋、再会を願って…
ありがとうございました!
これでまた、栄養(本やマンガ)摂れます!