心臓
”いますごく心臓が痛い心臓に殺されるのよ”とわたしが言った。そこには大きな大きな木がいたので近付くとわたしに笑いながらこう言った”それは人の痛みなのか自分の痛みなのか君はもう一度暫く考えるべき”だと言った。わたしはどちらでもないただの心臓の問題だと思っていたが魂が震えているので木がずっとわたしに微笑みかけているので否応無しに”はい”と云わずにはいられなかったさ、だって木はわたしの家族だもの、ううん水だって土だって花だって川だって太陽だって海だって雨だって生きとして生きる総てのものは家族なんだって。それは人間よりも素晴らしく尊いモノで人間と繋がっている大切な命、本当に自分が素直になったときわたしの心臓は涙をいつも流す。
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