巨匠『マキシマム』というアウトドア神スパイス
3大アウトドアスパイスの『ほりにし』、『黒瀬のスパイス』、『マキシマム』。『ほりにし』と『黒瀬のスパイス』の比較(前回の記事)の次は、
巨匠『マキシマム』の特長を同じように分析してみたいと思います。
なぜ、巨匠と呼んでいるかというと、3大アウトドアスパイスのなかで2014年発売で、他2つは2019年発売で一番の古株であり、スーパーでも売られているメジャー級スーパースパイスだからです(発売年、間違っていたらごめんなさい!!)
その名も『マキシマム』ですよ、『MAXIMUM』、なんか、ど真ん中に、ドーンっていてくれそうな…
さて、前回の記事のように職業病的な分析を少し紹介させていただきますね。
■『マキシマム』の原材料と栄養成分(ラベルのまま)
食塩、胡椒、コーンスターチ、ガーリック粉末、醤油、かつお調味粉末、オニオン粉末、ナツメグ、パプリカ、クミン、ローレル、唐辛子 / 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸化澱粉、(一部に小麦・大豆を含む)
前回の記事で、『ほりにし』と『黒瀬のスパイス』の原材料名を比較しましたが、これも「塩」・「胡椒」ベースにガーリックや香辛料で深みがついてますね。素材はシンプルなので、どちらかというと『黒瀬のスパイス』と同じ「お肉を味わいためにうまれたスパイス」なんでしょうね。巨匠『マキシマム』もお肉屋さんからうまれたスパイスですので。香りは、ガーリックとクミンのなんともいえない絶妙な風味がして、食欲をそそられます。
そして、巨匠は違います。
『ほりにし』、『黒瀬のスパイス』にはないものが入っているんです。
それは、「かつお調味粉末」。
いわゆる、出汁の旨味が付与されているんです。
出汁の旨味があるとどうなるか。
「塩・胡椒」「ガーリック」「香辛料やハーブ」の個性&パンチのある素材たちが、それぞれ個性を出しながらも、、、出汁の旨味で後味に余韻がうまれるような感じになります。また、お肉や魚との旨味との相乗効果もうまれて、より美味しくなる効果もでてきます。
栄養成分表示(100gあたり)
エネルギー140kcal、たんぱく質9.5g、脂質1.5g、炭水化物23.1g、食塩相当量61.1g
栄養成分表示も、前回の『ほりにし』と『黒瀬のスパイス』と比較しましたが、巨匠『マキシマム』は、どちらかというと『黒瀬のスパイス』に似たような傾向がありますね。お肉屋さんが考えた美味しいお肉のためにうまれたスパイス同士って感じでしょうか。
なので、使い方としては、私的には『黒瀬のスパイス』同様に、ちょっぴり贅沢な美味しいお肉と相性抜群でしょうし、鰹の旨味があるので、赤みのお肉(脂肪分の少ない)でも、より一層美味しくしてしまう効果もあると思います。つまり、お肉に万能な美味しさを提供しちゃうのが、巨匠『マキシマム』なのかなと思いました。